こどもたちを見てると、「おやっ?」と感じる時があります。
先日のこと、休憩時間にアイスを取りに1階から上がって来た中1男子君が、お目当ての「PINO」というアイスを探していました。
「無いやんかぁ~~・・・」
えっ?まさか!昨日新作も含めて買っておいたはずだが・・・。
彼が1階に降りた後、冷凍庫を開けてみると、そこにちゃんとあるのです。
「・・・・・・」
次の日は、他の男子がそれを指さし!「そこにあるやんかぁ~」と彼に告げた。しかし、「えっ?どこ?・・・」
何かがおかしい事に気付きました。
新作の「PINO」のパッケージの色は、定番のモノとは全く違う色合いでした。
日本語の表記は小さく、英字でPINOと印字されています。大概のこどもたちはそれを「ピノ」と読みます。
ひょっとして、ローマ字読みが出来ない?アルファベットの発音とスペルが一致していないのでは・・・。と思いました。すぐ英語総リーダーの園長先生に話しました。
今日1階の英語リーダーにも話して、確かめて貰いました。
こどもたちが、正式にアルファベットに触れるようになるのは、今の中学1年以上では小学国語のローマ字を習う時です。
日本式ローマ字は、ヘボン式がメインです。しかし、英語ではその発音とスペルは一致しませんね。フォニックス法です。違うと言えば違うのだが、ローマ字の読みでもつなげられるのもある。
この子は、アルファベットが読めない?可能性があるのです。
全てではないが、やはり完璧に出来ていませんでした。まずはその基本からやり直しスタートです。
何とか間に合います。そのまま放置してたら、いつまでも英語が出来ないままになります。
気付きと言えば、数学も同じ事が良くあります。
例えば、九九が怪しいとか、分数の足し算引き算がすぐに出来ないとか、小数点の意味を理解できていないとか、・・・。
例えどういう状況でも、確実に次の学年に上がります。そこが出来ていないから留年なんて、小学校ではあり得ないのです。出来るまで補講してくれる訳でもない。また出来ない事に気付いてくれる人もいないんです。
そして、そのまま中学に上がり3年後の高校受験でどうしようもない事になるのです。
こう言う事は、本人が悪いのでしょうか?
気付いてあげられない、周りの環境や大人がいけないのです。
その時々で、しっかり成長させてあげてない。中には、成長し切れない場合もある。しかし、絶対に外せない成長過程がありますね。そこを逃したら、取り返しが困難になります。
日頃のなんて無い行動を、我々は見逃しません。
それは、本人も自覚していない「成長し切れていないシグナル」なんです。
さて、今日はちびっこ英語の日でした。
という事で、今日のちびっこたちへのおやつは?
これだ!
真ん中の四角いのは、桜ムースケーキ!いちごジャムを載せ、いちごとパインを添えて練乳を少~しタラりとしました。
桜に香りと、いちごの甘酸っぱさがいいですよ~~~!
春です!
明日に、期待!ホームページは、こちらからどうぞ!