小中学校の11日からの状況については、明日会議で決めて公表するらしいです。(市役所)
今月一杯は、授業はありませんね。週1程度の「顔見せ登校日」(2時間程度)を各学年やクラスで人数制限をして、時間差・曜日差で登校するという感じでしょうか?(高校はこれですね)
しかし~こどもたちの学力差はどんどん開きますね~。
なんとかコロナの猛威が収まってくれれば徐々にでも再開できるのだが・・・
3月から4月、5月と学校へ行けていません。その分を6月・7月・8月で丸一学期分を取り戻せるのか?
最終学年の生徒たちは卒業なので習得する時間がない。それ以外の下級生なら次の学年で同時進行する事も出来るけど(かなりきついが・・)。
学校の現場にしても、3ヶ月で一学期分を終わらせるカリキュラムを組めるのか?先生方もむっちゃハードやし、こどもたちも超過酷?になる。
それでも何とか間に合ったとして、秋の実力テストで正しい評価が出せるのか?毎年中3生では、秋の実力テストの点数を私立高校や公立高校の合否の判定の指標にしているので、今のままでは相当低い平均点になるのではないか?また、毎年なら入試問題なども多く取り入れてるが、今回の場合そうなるとほとんどの子が解けないという事態も起こり得るので、難問は出せなくなり、そこから得られた点数は入試の判定材料には見合わなくなる。
早く言えば、「学習指導要領」に届かない生徒が溢れるという事。
高校ではその「学習指導要領」を一定以上習得している者を受け入れる事になっていて、それまでのテストの点数や内申点の確認と入試の点数で合否を決めるのです。
中学の学習指導要領を一定以上習得していないと、高校のレベルについていけないからです。
極端な例でいくと、足し算・引き算が出来ない子が、いきなり高校の数Ⅰや数Bの授業を受けても理解できないからです。
更には、出来る子とそうでない子の格差が大きく出て、不平等が生じるという事。
もしも、それでもGO!~となれば、出来ない子は見捨てられる事になる。
今後どうなるのか誰にも分りません。
これだけは言える。
臨時休校となってるが、「学習も休め!」とは言われていないし、むしろ何らかの学習をし続けるようにと言われてるはず。
休校=何もしなくてもいい=食っちゃ寝・・・
ではない。
決して「見捨てられる人間になるな!」
明日に、期待!