
・数ある勉強法の中で、最も基本となる考え方は何か
・丸付けと見直しが重要な理由は何か
・丸付けの仕方から見えてくる勉強の上手い・下手
この記事の著者:ヒーローズ吹田内本町校の先生吹田市にある個別指導塾 ヒーローズ吹田内本町校の先生。分かりやすい授業をすることはもちろん、学習の姿勢やモチベーションの観点を指導に取り入れ、前向きに勉強と向き合える環境づくりを心がけています。
ヒーローズ吹田内本町校について
こんにちは!
ヒーローズ吹田内本町校です。
突然ですが、あなたは問題を解き終わった後、しっかり丸付けをしていますか?
塾で生徒たちを見ていると、「頑張っているように見えるのに成績が伸びない」というケースが少なくありません。
その原因をたどっていくと、実は丸付けや見直しの習慣に行き着くことがあります。
勉強というと、「問題を解くこと」がメインだと思われがちです。しかし、本当に大切なのは問題を解き終わった“その後”です。
今日は、学力向上の土台となる「丸付けと見直し」についてお話ししたいと思います。
✕ 問題を解いた時間が勉強時間
◎ 間違いと向き合った時間こそ勉強時間
勉強の目的は「解くこと」ではなく「できるようになること」
当たり前のようでいて、意外と見落とされがちなことがあります。
それは、勉強の目的は問題を解くことではなく、できるようになることだということです。
例えばスポーツでも、練習をしただけで上達するわけではありません。
フォームを確認し、課題を見つけ、修正することで少しずつ上達していきます。
勉強も同じです。
問題を解くことをゴールにしない
これが大切です。
そして丸付けや見直しは、自分の課題を発見するための大切な作業なのです。
ところが、多くの子どもたちは問題を解いたところで満足してしまいます。
・ワークを何ページ進めたか
・何問解いたか
そこに意識が向きがちです。
しかし、本当に見るべきなのは「何問間違えたか」ではなく、なぜ間違えたのかです。
そこで大切になるのが丸付けと見直しです。
実は「丸付け」にも上手い下手がある
ここまで読んで『自分はちゃんと丸付けしているから大丈夫』と思った人もいるかもしれません。
しかし実は、丸付けにも上手い下手があります。
例えば、問題を解いて○×だけ付けて終わる子。
これは丸付けをしているようで、実はあまり活かせていません。
一方で成績が伸びる子は、×が付いた問題を見てこう考えます。
✓ なぜ間違えた?
✓ 計算ミス?
✓ 覚え忘れ?
✓ 問題文の読み違い?
つまり、丸付けを「採点作業」ではなく「分析作業」として使っているのです。
同じ10問の問題を解いたとしても、ただ○×を確認するだけの子と、間違いの原因まで考える子では得られる成長量が大きく変わります。
丸付けとは、自分の弱点を探すための時間。
だから生徒たちには「○が何個だったか」よりも「その×から何を学んだか」を考えることを大切にしてほしいと思っています。
丸付けを後回しにしていませんか?
もうひとつ、私が生徒たちを見ていて気になることがあります。
それは「丸付けをまとめてやる」という勉強方法です。
例えば、ワークを5ページ、10ページと一気に進めてから最後にまとめて丸付けをする生徒がいます。
もちろん、一生懸命勉強していること自体は素晴らしいことです。
しかし、私はこのやり方を続けているうちは、なかなか成績は伸びにくいと思っています。
なぜなら、間違えた問題に出会った瞬間こそが一番学べるタイミングだからです。
問題を解いてすぐなら、
✓ なんでこの式を書いたんだっけ?
✓ この問題のどこで迷ったっけ?
✓ 解くときに自信あったっけ?
これらを自分で思い出すことができます。
ところが、10ページ分まとめて丸付けをするとどうでしょう?
『その時どう考えたんだっけ?』
となりやすく、せっかくの学びのチャンスが薄れてしまいます。
私がおすすめしたいのは、
『解く → 丸付け → 直す』
このサイクルを小刻みに回すことです。
少し遠回りに見えるかもしれませんが、その積み重ねが本当の理解につながります。
問題を解くことが勉強なのではありません。
間違いに気付き、修正することこそが勉強です。
ヒーローズが大切にしていること
塾というと、「分からない問題を教えてもらう場所」というイメージを持たれることがあります。
もちろんそれも大切な役割の一つです。
しかし私たちは、それだけではないと考えています。
大切なのは、
・何が分かっているのか
・何が分かっていないのか
・次に何を勉強するべきなのか
を明確にすることです。
私たちは、一人ひとりに合わせて学習方針を立て、伴走することこそが個別指導の価値だと考えています。
だから私たちは、 「分からない問題を教えること」だけでなく、 「何を勉強するべきか」 「どんな順番で取り組むべきか」 まで一緒に考えています。
まとめ
最後に、冒頭で記載した言葉をおさらいします。
✕ 問題を解いた時間が勉強時間
◎ 間違いと向き合った時間こそ勉強時間
問題を解くことはスタートです。
丸付けをする。
見直しをする。
間違えた理由を考える。
そしてもう一度挑戦する。
その積み重ねが、本当の学力につながっていきます。
もしお子様の勉強を見ていて、「解きっぱなしになっているかも」と感じたら、ぜひ丸付けと見直しにも目を向けてみてください。
その小さな習慣が、大きな成長のきっかけになるかもしれません。
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