個別指導学院ヒーローズ那加校のブログ [中2理科] ベネジクト液を加熱するのはなぜ?

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[中2理科] ベネジクト液を加熱するのはなぜ?

中2理科の生物分野では, 消化 についての学習がありますね。

その中で, 私たちの主食である米や小麦に多く含まれる デンプン が, 唾液によって 糖類 に変化していることを確かめる実験が行われます。

デンプンを検出するための ヨウ素液 と, 糖類を検出するための ベネジクト液 の2種類の指示薬を使用するほか, 対照実験 の1つとしても有名です。


この実験で使用されるヨウ素液は 薄い黄色の液体 ですが, デンプンと反応することで 青紫色 に変化します。

また, ベネジクト液は 薄い青色(水色)の液体 で, 糖類と反応することで 赤褐色の沈殿 が生じます。


このように, 指示薬は反応による色の変化で物質の有無を教えてくれるんですね。

そしてほとんどの指示薬は(室温で)混ぜるだけで必要な反応が起こります。

しかしベネジクト液は特殊で, 加熱をしないと(高温でないと)ほとんど反応が起こりません。


当然, 反応しないと色は変化しないので, 物質の有無も判断できません。

つまりベネジクト液で糖類を検出する際に 加熱が必要 なのは, (色の変化に必要な)反応を起こすため なんですね。


他にも, 化学反応には温度が重要になるケースがあります。

同実験内にも, 唾液の中に含まれる 消化酵素(アミラーゼ)の働きをよくするため に, 体温に近い約40℃のお湯で試験管を温める 操作が入りますよね。


また, ここでは紹介しませんでしたが, もちろん他の指示薬にもそれぞれ色の変化が生じる理由(反応)があります。

操作として暗記するだけでなく, 背景に存在する反応について調べてみるのも面白いですよ!

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