はじめに|夏休み明け、「勉強モード」に戻れていますか?
夏休みが終わり、新学期が始まるこの時期。
「朝、なかなか起きられない」
「夜更かしの習慣が抜けない」
「学校が始まったのに、まだ勉強モードにならない」
「テストが近いけれど、何から始めればいいか分からない」
このような状態になっている中学生は、決して珍しくありません。
夏休みは学校があるときよりも自由に過ごせるため、どうしても生活リズムが崩れやすくなります。
だからといって、新学期が始まった瞬間に
「今日から毎日3時間勉強する!」
「絶対に夜更かししない!」
と気合だけで生活を変えようとすると、なかなか長続きしません。
大切なのは、「頑張ること」ではなく、「いつまでに何をするのか」を決めることです。
そこでおすすめしたいのが、今回紹介する「逆算スケジュール」です。
学校生活や定期テストをゴールに設定し、そこから逆算して「今日やること」を決めていきます。
夏休み明けの1週間は、新しい学習習慣を作る絶好のタイミングです。
夏休みボケを解消するカギは「逆算」
夏休み明けに勉強がうまく進まない原因の一つは、
「何をすればいいのかが決まっていない」
ことです。
「勉強しなきゃ」と思っていても、
「数学をやろうかな」
「やっぱり英語にしようかな」
「今日は疲れたから明日でいいかな」
と迷っているうちに時間だけが過ぎてしまうことがあります。
そこで、まずはゴールを決めます。
例えば、次の定期テストが2週間後なら、
テスト当日
↓
「最後の確認・間違い直し」
↓
テスト3日前
「学校ワークを一通り終わらせる」
↓
テスト1週間前
「苦手単元の復習を進める」
↓
今日
「数学ワークを○ページ進める」
というように、後ろから予定を決めていきます。
これが「逆算」です。
「いつか勉強する」ではなく、
「○日までに○○を終わらせる。そのために今日は○○をする」
と考えることで、やるべきことが明確になります。
生活リズムも「学校の日」から逆算する
逆算するのは勉強だけではありません。
生活リズムも、学校がある日の生活から逆算して考えてみましょう。
例えば、
① 起床時間を決める
学校がある日の起床時間を基準にします。
↓
② 必要な睡眠時間を考える
↓
③ 就寝時間を決める
↓
④ 就寝時間から夜の行動を逆算する
「何時までに宿題を終わらせる」
「何時から明日の準備をする」
「何時にはスマートフォンを置く」
など、夜の行動まで決めておくとスムーズです。
夏休み中に生活リズムが大きく変わってしまった場合は、いきなり完璧に戻そうとするのではなく、少しずつ学校生活に近づけていきましょう。
重要なのは、一日だけ頑張ることではなく、毎日続けられる状態を作ることです。
「勉強時間」ではなく「勉強を始める時間」を決める
「今日は2時間勉強する」
という目標も悪くありません。
しかし、これだけでは「いつ勉強を始めるのか」が決まっていません。
そこで、
「19時になったら数学を始める」
「夕食後に英単語を15分やる」
というように、勉強を始める時間を決めてみましょう。
最初から長時間勉強する必要はありません。
まずは、
-
数学を30分
-
英単語を15分
-
学校ワークを2ページ
-
漢字を10個確認
など、具体的な行動を決めることが大切です。
「勉強する」という曖昧な目標を、
「何を・いつ・どれくらいやるか」
まで細かくすることで、勉強を始めるハードルは大きく下がります。
定期テストが近いなら「テスト当日」から考える
新学期が始まると、あっという間に定期テストがやってきます。
ここでも逆算が重要です。
例えばテストまで2週間あるなら、
テスト当日
覚えた内容の最終確認
↓
2~3日前
間違えた問題の解き直し
↓
4~7日前
学校ワーク・問題演習
↓
8~10日前
苦手単元の復習
↓
今日
テスト範囲を確認して、学習計画を立てる
このように考えます。
特に避けたいのが、
「テスト前日に学校ワークを終わらせる」
という状態です。
学校ワークは「提出するため」にやるものではありません。
一度解いて終わりではなく、間違えた問題をもう一度解き直してこそ、テストの点数につながります。
だからこそ、テスト直前に慌てないように、できるだけ早い段階から計画的に進めておくことが重要です。
夏休み明けの1週間で意識したいこと
では、実際にどのように1週間を過ごせばよいのでしょうか。
DAY1|生活リズムを整える
まずは学校がある日の起床・就寝時間を意識します。
勉強については、無理に長時間取り組むよりも、まず「決めた時間に勉強を始める」ことを目標にしましょう。
DAY2|勉強する時間を固定する
「夕食後」「19時から」など、自分が勉強を始める時間を決めます。
毎日同じ時間に始めることで、勉強を習慣化しやすくなります。
DAY3|テスト・提出物を確認する
定期テストの日程や範囲、学校ワークなどの提出物を確認します。
ここで、
「何をいつまでに終わらせるのか」
を具体的に決めます。
DAY4|苦手分野を見つける
問題を解きながら、
「分からない」
「忘れている」
「毎回間違える」
という部分を探します。
すべてを均等に勉強するのではなく、苦手なところを優先することも大切です。
DAY5|学校ワークを進める
テスト範囲の学校ワークを計画的に進めます。
ただ答えを埋めるだけではなく、間違えた問題には印をつけておきましょう。
DAY6|間違えた問題を解き直す
ここが非常に重要です。
一度間違えた問題をそのままにせず、
「なぜ間違えたのか」
を確認します。
そして、もう一度自分の力で解いてみましょう。
DAY7|1週間を振り返る
最後に、
「何ができたか」
「何ができなかったか」
を振り返ります。
そして、次の1週間の予定を立てます。
この繰り返しが、少しずつ「自分で勉強を進める力」につながっていきます。
ヒーローズが大切にしている「自分で進める力」
個別指導というと、
「先生が横について、全部教えてくれる」
というイメージを持つ方もいるかもしれません。
もちろん、分からない問題を教えることは大切です。
しかし、それだけでは本当の意味での「成績アップ」にはつながりません。
大切なのは、
「自分は何が分かっていないのか」
「次に何を勉強すればいいのか」
「いつまでに何を終わらせるのか」
を、自分でも考えられるようになることです。
ヒーローズでは、一人ひとりの学習状況や目標に合わせて、必要な学習内容を考えながら指導しています。
「今、この生徒には何が必要なのか」を考え、ただ授業を進めるだけではなく、自分で学習を進められる状態を作ることも大切にしています。
テスト前になってから慌てて勉強するのではなく、
「テストまであと○日だから、今日はこれをやろう」
と自分で考えて行動できるようになる。
この力は、定期テストだけでなく、高校受験、そして高校生になってからの学習にもつながっていきます。
夏休み明けは「リスタート」のチャンス
夏休み中にあまり勉強できなかった。
生活リズムが崩れてしまった。
宿題をギリギリまで残してしまった。
そんな人も、ここで落ち込む必要はありません。
大切なのは、
「これからどうするか」
です。
夏休み明けは、新しい習慣を作り直すチャンスでもあります。
まずは今日、
「明日は何時に起きるか」
「何時から勉強するか」
「何をどこまで進めるか」
この3つを決めてみましょう。
そして、できたら翌日の予定をまた決める。
この小さな積み重ねが、やがて大きな学習習慣になります。
まとめ|夏休み明けこそ、逆算して動こう
夏休みボケを解消するために必要なのは、気合や根性だけではありません。
「ゴールから逆算して、今日やることを決める」
これが、新学期の学習習慣を整えるための大きなポイントです。
今回のポイントをまとめると、
1.生活リズムを学校モードに戻す
起床時間・就寝時間を意識して、少しずつ学校生活のペースに戻しましょう。
2.テストから逆算して勉強する
テスト直前に慌てるのではなく、テストまでの日数から今日やるべきことを決めましょう。
3.「何をするか」を具体的にする
「勉強する」ではなく、「数学ワークを3ページやる」など、行動まで具体的にしましょう。
4.自分で計画して実行する
勉強を教えてもらうだけでなく、「自分で考えて勉強する力」を少しずつ身につけていきましょう。
夏休み明けの1週間は、これからの学習習慣を作る大切な期間です。
「夏休み、あまり勉強できなかったな……」
と思っている人も、まだ遅くありません。
今日から一つずつ行動を変えていきましょう。
そして、
「次のテストまでに何をするのか」
を一緒に整理したい人は、ぜひヒーローズで相談してください。
一人ひとりの現在の学習状況や目標に合わせて、今必要な勉強を一緒に考えていきます。
新学期を「なんとなく始める」のではなく、次の目標に向けて、良いスタートを切っていきましょう。










