こんにちは、ヒーローズ加木屋校の坂田です。
中高生の皆さんはテストが終わったばかりか、テスト期間真っ最中の人が多いのではないでしょうか。
さて、今回はテスト前の過ごし方ではなく、テスト後の過ごし方について書いていきたいと思います。
早速ですが皆さん、テストの解答用紙が返ってきたらどうしていますか?
「最悪、〇〇点だった……」「平均点こえた!」とか点数に一喜一憂するだけで終わっていませんか?
実は定期テストにかぎらず、単語テストや小テスト、その他模試などが返ってきた後で最も大事なのは、
「テストの解きなおし」をすることです。
学校の授業でテストを解きなおす時間を取ってくれる先生もいますが、そうでない場合は必ず解きなおしをするようにしましょう。
解きなおしをするメリットは大きく分けて3つ!
①解き直しをすることで勉強した内容が記憶に残りやすくなる
テスト直前に最後の追い込みをする人が多いと思います。
それ自体は悪いことではありませんが、直前に暗記したものはまだ短期記憶といってすぐに忘れてしまいやすい状態です。
暗記・問題演習 → テスト → 解き直し
という順序で勉強することで、テストが終わった後も覚えた内容を忘れにくい状態にすることが出来ます(もちろん、定期的な復習はお忘れなく)
②ミスの原因に気づける
テストのどういう所で点を落としてしまったのか、テストのどの部分に気を付けていたら正解できたのかなど、
問題用紙、解答用紙から気づくことは意外と多いです。
テストを受けただけで終わっていると、次のテストにつながるポイントに気づかないまま毎回の定期テストを繰り返すことになります。
ですから、テストが返ってきたら解きなおし(最低でも答案の見直し)を必ずしましょう。
③テストの傾向に気づける
本番は時間との勝負なので気づかない事も多いかもしれませんが、テストの問題は出題元がある場合がほとんどです。
授業で扱った問題、ワークに載っていた問題、教科書の章末問題など見覚えのある問題がテストには出題されているはずです。
例えば、ある先生の作成したテストでは、教科書や授業のプリントから30%、ワークから50%、実力問題20%という割合で出題されていたなら、
次回、同じ先生のテストではワークから出題される可能性が高いので、ワークの内容を完ぺきにすることを優先すれば効率よくテストの対策ができます。
正直、このレベルまで意識して見直しを出来ている生徒さんは少なく感じます。
ライバルに差をつけたいのであれば、こういう細かい部分も意識して解き直しをしていきましょう。
テストが終わった瞬間に、「やっとテスト終わったー」と喜んでいる皆さん、
「解き直しをして、次は全部解ける状態にするまでがテスト」ですよ。
テスト本番ではなかなか点を取れなかった人も、見直し・解き直しをした後にバッチリの状態にできていたら、それが皆さんの実力です。
テストの解答用紙が手元に返ってきた人、解き直しをしてみませんか?
最後までお読み頂きありがとうございました!