ブログをお読みいただきありがとうございます。
ヒーローズ加木屋校の坂田です。
7月から始まった夏期講習も気づけば終わりに差し掛かっています。
生徒の皆さん、暑い中そして夏休み短縮で学校がある中よく頑張ってくれています!
さて、今日はちょっと変わった?説明文の読み方を紹介したいと思います。
どんな読み方をするかというと、
最初の段落→最後の段落→設問→文章 の順に読む
という読み方をします。
どうしてこのように読むのでしょうか?
それぞれの順序に着目して流れを説明します。
1.最初の段落
国語の説明文では、ほとんどの場合最初の段落に”問題提起”、つまり筆者がこの文章で何をテーマに述べていきたいのかが書かれています。
なので、まずは最初の段落を、「何についての話なのか」に注意して読みましょう。
2.最後の段落
最後の段落では、その文章のまとめや筆者の考え・主張が改めて書かれている事が多いです。
つまり、最初の段落でテーマを知り、最後の段落で結論を先に知っておくようにします。
映画で例えるなら、まずその映画の紹介文で何についての映画なのかを知り、最後の10分くらいを見てどういうオチなのかを知るようなイメージです。
映画や小説などでこれをやることは絶対におススメしません笑
話がそれましたが、「テーマとオチを知る」ことで、途中の段落で述べられている事が多少むずかしかったとしても、
結局はどういうオチ(筆者が何を言いたい)かを知っていれば、ある程度話の展開が予想出来たり、話題についていけるようになります。
3.設問を読む
最初と最後の段落を読んでも、まだそのまま本文にはいきません。
テーマとオチを把握したら、つぎは、問題を解くときに何を聞かれるのかを先に知っておきます。
例えば、「個性について、筆者の考えを〇〇字以内で答えなさい」という設問があるのなら、文章を読むときに「個性」という言葉に着目すればいいわけですね。
さらに、”筆者の考えを”と聞かれているのであれば、「個性とは、……である。」「……が、個性といえるのである」のような部分を探して、線を引くなどしておきます。
4.文章
設問を把握したら、あとは文章に入っていきます。
特に設問(_線部③など)が入っている段落の周辺は特に内容に気を付けて読んでいきましょう。
さらに気を付けると良いことは、段落ごとの繋がりを把握することです。
これに関しては、慣れが必要ですのでまたの機会に説明します。
以上がちょっと変わった?国語の文章の読み方です。
制限時間内に問題を解くという目的で文章を読むには良い方法かもしれません。
今回はここまでにさせていただきます。
最後までお読み頂きありがとうございました!