・愛知県公立高校入試では何が評価されるのか
・調査書(内申点)と学力検査はどちらが重要なのか
・校内順位決定方式「Ⅰ型~Ⅴ型」の違い
・自分に合った高校選びのポイント
この記事の著者:ヒーローズ内田橋校名古屋市南区を中心に、瑞穂区、熱田区からも生徒さんの集まる個別指導塾。一人一人に合った進度で学習を進めています。
「内申点と当日の点数、結局どちらが大事なの?」
高校受験を控えた保護者の方から、最も多くいただく質問の一つが、
「内申点と学力検査、どちらが重要なのでしょうか?」
というものです。
結論から言えば、
愛知県公立高校入試では、どちらも重要です。
「当日の試験だけ頑張れば合格できる」「内申点が高ければ安心」というわけではありません。
愛知県では、高校ごとに調査書(内申点)と学力検査をどのような割合で評価するかが決められており、自分が受験する高校によって重視されるポイントが異なります。
そのため、志望校選びでは偏差値だけでなく、「どのような選考方法を採用している高校なのか」を知ることも非常に重要です。
目次
■ まずは「調査書(内申点)」について知ろう
調査書とは、中学校での学習や学校生活をまとめた書類です。
高校には、中学校から次のような内容が提出されます。
-
9教科の5段階評定
-
出欠状況
-
特別活動
-
部活動
-
生徒会活動など
この中でも、合否に最も大きく関わるのが**9教科の評定(内申点)**です。
副教科も同じように評価される
内申点は、
-
国語
-
数学
-
英語
-
理科
-
社会
だけではありません。
さらに、
-
音楽
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美術
-
保健体育
-
技術・家庭
も同じように評価されます。
「副教科だから受験には関係ない」と考えてしまうと、志望校選びで不利になることもあります。
■ 学力検査では5教科の実力が問われる
一般選抜では、
-
国語
-
数学
-
英語(リスニング含む)
-
理科
-
社会
の5教科の学力検査が実施されます。
マークシート方式で、各教科22点満点で評価されます。
定期テストよりも思考力や応用力を問う問題が多く、受験に向けた演習が欠かせません。
> ■ 愛知県の特徴!高校ごとに「校内順位決定方式」が違う
ここが愛知県公立高校入試で最も特徴的なポイントです。
愛知県では、高校ごとに校内順位決定方式が設定されています。
これは、
「調査書と学力検査をどのような比重で評価するか」
を示したもので、
-
Ⅰ型
-
Ⅱ型
-
Ⅲ型
-
Ⅳ型
-
Ⅴ型
の5種類があります。
つまり、同じ内申点・同じ学力検査の得点でも、受験する高校によって評価のされ方が異なるのです。
なお、各校のⅠ~Ⅴ型の区分けについては年によって変更される場合がありますので、
最新の情報については愛知県教育委員会からの発表をご確認ください。
Ⅰ型 調査書と学力検査をバランスよく評価
計算方法
調査書得点+学力検査得点
どちらも同じ比重で評価する方式です。
普通科の学校もありますが、専門学科では約半数がⅠ型を採用しています。
採用例(2026年度)
-
豊明高校
-
愛知総合工科高校
- 名古屋工科高校
向いている生徒
-
定期テストも模試も安定している
-
バランスよく努力してきた
Ⅱ型 調査書をやや重視
計算方法
調査書得点×1.5+学力検査得点
調査書の比重が少し高くなります。
中学校での頑張りが評価されやすい方式です。
Ⅳ型同様、採用している学校は少なめです。
採用例(2026年度)
-
南陽高校
-
若宮商業高校
向いている生徒
-
内申点が高い
-
定期テストを頑張ってきた
Ⅲ型 学力検査をやや重視
計算方法
調査書得点+学力検査得点×1.5
学力検査の比重が高くなる方式です。
当日の試験で力を発揮できる生徒には有利になることがあります。
普通科の割合が多く、専門学科では採用している校数が最も少ないです。
採用例(2026年度)
-
鳴海高校
-
緑高校
-
山田高校
向いている生徒
-
模試では高得点を取れる
-
応用問題が得意
Ⅳ型 調査書を重視
計算方法
調査書得点×2+学力検査得点
調査書をより重視する方式です。
日頃の学校生活や定期テストの積み重ねが、合否に大きく影響します。
採用校数は他の型より少なく、専門学科の比率が高いです。
採用例(2026年度)
-
中川青和高校
-
東海樟風高校
向いている生徒
-
内申点に自信がある
-
学校生活を真面目に取り組んできた
Ⅴ型 学力検査を最も重視
計算方法
調査書得点+学力検査得点×2
5つの方式の中では、学力検査の比重が最も高い方式です。
比較的偏差値の高い高校が採用している傾向があり、
普通科の中では最も採用している高校が多いのがⅤ型です。
採用例(2026年度)
-
旭丘高校
-
名古屋南高校
-
熱田高校
向いている生徒
-
当日の得点力に自信がある
-
模試の成績が高い
-
難しい問題にも対応できる
■ では、どちらを重視すればいいの?
実は、学年によって答えは変わります。
中学1・2年生
まずは内申点を意識することが大切です。
内申点は受験直前に急激に上げることはできません。
定期テストだけでなく、
-
提出物
-
授業態度
-
副教科
まで含めて日頃から取り組みましょう。
中学3年生
中学3年生になると、内申点対策に加えて学力検査対策の比重が高まります。
過去問や愛知県の入試形式に合わせた問題演習を繰り返し、本番で得点できる力を身につけることが重要です。
■ 志望校選びでは「評価方式」も重要
例えば、
「模試では高得点を取れるけれど、内申点が少し低い」
という生徒は、学力検査を比較的重視するⅢ型やⅤ型の高校が候補になるかもしれません。
反対に、
「内申点は高いけれど、入試本番が少し不安」
という生徒は、Ⅰ型やⅡ型、Ⅳ型を採用している高校も視野に入れることで、自分の強みを生かせる可能性があります。
もちろん、評価方式だけで受験校を決めることはできませんが、自分の強みと高校の選考方法が合っているかを考えることは、志望校選びの大切なポイントです。
■ ヒーローズ内田橋校では、一人ひとりに合った受験戦略をご提案しています
ヒーローズ内田橋校では、
-
現在の内申点
-
定期テストの結果
-
模試の成績
-
志望校
をもとに、一人ひとりに合った受験プランをご提案しています。
「今の内申点でどの高校を目指せる?」
「模試では点数が取れるけれど、志望校はどこが合っている?」
「定期テスト対策と受験勉強をどう両立すればいい?」
このようなお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
高校受験は、早く準備を始めるほど選択肢が広がります。
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