人一倍力を入れて勉強しているつもり。
だけど、覚えが悪かったり集中できなかったりという方がいらっしゃるかもしれません。
そんな方は、もしかすると少し「無駄なこと」をしているのかもしれません!
今回は、無自覚なままやってしまいがちな「勉強中の4つの無駄」について解説します。
ご自身の普段の勉強スタイルに当てはまるものはないか、ぜひチェックしてみてください!
【無駄1】「黙読するだけ」で暗記しようとする
テキストの内容を暗記するために、ひたすら目で追い続ける。
そんな「目で見る(読む)だけ」で暗記に挑むのは無駄です。
資格試験学校の講師を10年務め、成果が出る勉強法に精通する石川和男氏は、視覚だけに頼った暗記法は間違いだと断言しています。
目で見るだけでなく、声に出す、耳で聞くなどして多くの感覚を働かせるほうが、より効果的に暗記できるのだとか。つ
まり、暗記するには、黙読よりも音読のほうがいいということです!
これは、脳科学的にも理にかなっています。音読では、声を出すのに加えその声を耳で聞くことにもなるため、大脳のより広い範囲が活発に働きます。
また、音読の直後には記憶の容量が20~30%も増えると言います。
特にオススメなのは、耳栓をした状態で、文章を指でなぞりながらささやき声で読むこと。
この音読の仕方だと、骨伝導で声が頭の中で大きく響くため、集中力も高まるのだそう。ぜひ試してみてください。