「7回読み勉強法」
その名の通り、7回教科書を読むというものです。
この勉強法のキモは、「立ち止まらずにとにかく繰り返し読む」ことにあります。はじめのうちは内容が理解できなくても心配いりません。人間の脳には “繰り返すほど覚えていく” 性質が備わっているため、2回、3回、4回と繰り返し読んでいくことで、脳が勝手に記憶してくれるのです。
勉強でつい立ち止まりがちな人におすすめです。
「最初からわかる必要はない。立ち止まらずにとにかく繰り返す」ということ。 できない科目に遭遇した時、わからないからとその先に進むのをやめてしまったり、その場でずっと立ち止まってしまったりしていませんか? 初めて見るものや、授業で一度習ったきりのものは、わからなくて当然なんです。 最初はわからないのが当然と思って、何度も繰り返し読んでいく。人間の脳には、繰り返すほど覚える性質がもとから備わっています。 新しい住所も、自分で何度か書いたり目にしたりするうちに自然と覚えていきますよね。しいて覚えようとしなくても、脳は勝手に覚えてくれます。 わかろうとしなくていいから、何度でも読んで行けば、自然と理解されていきます。
英語が苦手だった脳科学者の茂木健一郎さんは、文法も単語もわからないまま大好きだった赤毛のアンの原書を読み続けていたら、ふっと英語が読めるようになりました。 また、山口さんは暗記のきかなそうな現代文についても、授業のノートを繰り返し読むことで、授業中のポイントや筆者の言いたかったことなどを頭に入れていったと言います。 どんな教科でも、わからないのも我慢して繰り返せばいつしか脳が勝手に覚えてくれます。