
・「勉強しているのに点数が伸びない」本当の理由
・やる気に頼らず、今日から始められる勉強の仕組み
・机に座ることから始まる、無理のない成績アップのコツ
この記事の著者:ヒーローズ東郷校の先生東郷町の個別指導塾ヒーローズ東郷校の先生。誰にでもわかるように、そして今日から実践したくなるよう勉強法から伝え、一生役に立つ学習習慣が身につく指導を心がけています。
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「勉強しているのに、なぜか点数が伸びない」
そんな悩みを感じたことはありませんか。
実は、成績が伸びるかどうかは、
才能よりも毎日の習慣で決まることが多いんです。
この記事では、机に座ることから始められる、
無理のない成績アップの考え方と方法を紹介していきます。
目次
1.【結論】点数が伸びる中学生は「才能」より「習慣」で勝っている

「うちの子は頭が悪いから…」
「センスがないから勉強できない…」
そう思われがちですが、結論から言うと――
点数が伸びる中学生は、“才能”ではなく“習慣”で勝っています。
なぜなら、テストの点数を決めるのは最終的に
・毎日どれだけ積み上げたか
・覚え直しを何回したか
・これまでどれだけ間違いを修正してきたか
この「繰り返しの量と質」だからです。
「才能がある子」より「習慣がある子」が強い理由
中学生の定期テストは、かなりの割合が
・授業で習った範囲
・学校ワークの類似問題
・基本用語・公式・手順
このような“再現力”の勝負です。
つまり、
頭の良さより、忘れない工夫をしているか
センスより、ミスを減らす仕組みを持っているか
ここが点数差になります。
根拠①:脳は「繰り返したこと」を強い回路として残す
脳科学的には、勉強は「理解」よりも先に神経回路の強化(定着)が重要です。
1回やっただけ → すぐ忘れる
何回も思い出す → 定着する
これは有名な「忘却曲線」の考え方にも一致していて、
人間の脳は 時間が経つと忘れるのが当たり前 の構造なんです。
だから伸びる子ほど、
・「忘れる前提」で勉強して
・「繰り返す前提」で計画を立てている
この差が出ます。
根拠②:「やる気」は当てにならない。行動が先に変わる
「やる気が出たら勉強する」はよくある言葉ですが、
実は順番が逆です。
心理学・行動科学では
行動 → 感情(やる気) → 継続
の順番で生まれることが多いと言われます。
つまり、
やる気があるからやる → ×(再現性が低い)
やる仕組みがあるからやる → ○(再現性が高い)
ということが事実で、
点数が伸びる子は「気分」で勉強しません。
仕組み(=習慣)で机に向かっています。
具体例:伸びる子の習慣は“努力”ではなく“自動化”
例えば、
・毎日19:30になったら机に座る
・英単語は寝る前に10個
・数学はワークを2ページだけ進める
こういう小さなルールがある子は、勉強が「気合」ではなく
歯みがきのように「やって当たり前」
になります。
これが自動化です。
結論:成績アップは「一気に変える」より「1つ習慣を入れる」
ここまでの話をいったんまとめると、
・点数を伸ばすのは才能ではない
・反復できる仕組み(習慣)が最強
・習慣は努力よりも再現性がある
ということ。
だからこそ大事なのは、
「勉強法を変える」より先に
「勉強が回り出す習慣を1つ作る」こと。
次の章では、
点数が伸びない中学生にありがちな「時間の使い方の落とし穴」から、
改善の入口を整理していきますね。
2. 点数が伸びない原因は“やり方”ではなく“毎日の使い方”

「勉強のやり方が悪いのかな」
「塾を変えた方がいいのかな」
そう考える方は多いのですが、実際には点数が伸びない原因の多くは“やり方”そのものではありません。
もっと根本にあるのは――
毎日の時間の使い方(=勉強の積み上げ方)です。
ここを整えないまま勉強法だけ変えても、点数は上がりにくいです。
まず事実:中学生の勉強は「毎日の差」がそのまま点数差になる
定期テストは、言ってしまえば
・学校の授業
・提出物(ワーク)
・教科書の範囲
この3つの積み重ねで点数が決まります。
つまり、特別な裏技よりも
1日15分の差
1回の復習の差
1つのミスを放置するか修正するかの差
こういう小さな差の積み重ねが、2〜4週間後の点数差になります。
点数が伸びない子の共通点は「がんばってるのに、ズレている」
ここは大切なので丁寧に言います。
点数が伸びない子は、怠けているとは限りません。
むしろ
「本人なりにがんばっている」
「時間も使っている」
ということは多いです。
ただ、伸びないときに起きているのは
努力不足ではなく
努力の“配分”がズレている
これなんです。
よくある例:「2時間勉強したのに伸びない」理由
たとえば、こういう勉強は時間が長くても点数に直結しにくいです。
・ずっとノートまとめ(書いて満足)
・教科書を読むだけ(覚えた気になる)
・答えを見て「理解した」つもり
・丸つけして終わり(解き直しなし)
これらは「やった感」は出ますが、テストで必要なことは
自分の力で思い出して解けるか
なので、勉強の“見た目”と点数が一致しないことが起こるんです。
伸びる子は「毎日の使い方」を優先している
点数が伸びる子は、派手なことをしていません。
その代わり、
・その日に習ったものを、その日のうちに振り替える
・ワークを毎日少しずつ進める
・間違いを翌日にもう一回やる
・暗記を「寝る前+翌朝」で繰り返す
やっていることは普通でも、
時間の使い方がうまく、定着の回数が多いんです。
点数を上げるなら「特別な勉強法」より“順番”を直す
点数が伸びないときは、つい「やり方探し」になりがちです。
でも本当に大切なのは
・毎日机に向かう(短くてOK)
・演習する
・間違いを直す
・次の日にもう一度やる
この順番を守ること。
裏技ではなく、
誰でも再現できるやり方だからこそ信用できます。
小さな改善提案:いきなり完璧を目指さなくていい
まずはこれだけでOKです。
・毎日10分でもいいから“昨日のミス”をやり直す
これを続けられるだけで、点数は伸び始めます。
次の章では、ここまでの内容を具体化して
点数が伸びる習慣7選を紹介していきますね。
3. 中学生の勉強法が変わる!点数が伸びる習慣7選
点数が伸びる子がやっていることは、特別な裏ワザではありません。
共通しているのは、
「勉強が続く仕組み」を持っていること
そしてその仕組みは、誰でも作れます。
順番に7つ紹介します。
習慣①:勉強開始時間を固定(時間でスイッチ)
●やること:勉強の内容より先に“始める時間”を決める。
例:毎日19:30になったら机に座る(内容はその後でOK)
●なぜ効く?
人の脳は「意思」よりも「環境とタイミング」によって動きやすいです。
開始時間を固定すると、迷う時間が減って、行動が自動化します。
●コツ
最初は15分でもOK
「19:30=座る」だけ守る
(やる気がなくても、とにかく着席)
習慣②:最初の5分は“超簡単”から入る
●やること:最初の5分は、必ず軽い勉強にする。
例:
英単語10個だけ
計算問題3問だけ
●なぜ効く?
勉強が続かない最大の理由は「始める前に重く感じる」ことです。
簡単な作業から入ることで、脳が「やれそう」と判断し、抵抗が下がります。
●コツ
5分だけのつもりでOK
→大体そのまま続きます
習慣③:「演習→丸つけ→解き直し」をワンセット化
●やること:勉強は必ず“修正まで”やって終える。
例:間違いだけを別紙に集めて翌日やり直す
●なぜ効く?
点数が伸びるかどうかは
「できる問題を増やした量」ではなく
「できない問題を減らした量」
で決まります。
解き直しをしないと、ミスはそのまま残ります。
●コツ(重要)
解き直しは全部やらなくていい
→ “間違いだけ”で十分効果があります
習慣④:1日1回、学校ワークを進める(積み上げ型)
●やること:「提出物」を“テスト勉強の中心”にする。
例:数学ワークを毎日2ページ
●なぜ効く?
定期テストは学校ワークに似た問題が出やすいからです。
学校ワークを早めに回す子ほど、テスト前に余裕ができます。
●コツ
1日2ページでもOK
→ 2週間で28ページ進みます(積み上げは強い)
習慣⑤:暗記は「寝る前+翌朝」の2回方式
●やること:暗記系(英単語・理社・漢字)は2回に分ける。
例:
寝る前に社会の一問一答 → 翌朝同じ範囲を確認
●なぜ効く?
暗記は「読んだ回数」よりも「思い出した回数」で決まります。
寝る前に入れて、翌朝もう一度思い出すと、定着が強くなります。
●コツ
夜はインプット(覚える)
朝はアウトプット(思い出す)
習慣⑥:テスト勉強を“3段階”でやる(計画力)
●やること:テスト勉強を「順番」で管理する。
例:
①全範囲を薄く1周
②苦手だけ
③本番形式
●なぜ効く?
点数が伸びない子は「最初から完璧」を狙いがちです。
でも本当に効率が良いのは、
全体を先に見て、穴を見つけて埋める
という順番です。
●コツ(シンプル)
①が終わってから②に入る
(ここを守るだけで計画が崩れにくい)
習慣⑦:週1回「自己分析タイム」を作る
●やること:週1回だけ、勉強を振り返る。
例:
「伸びた教科」「原因」「次に直すこと」を3行だけメモ
●なぜ効く?
点数が伸びる子は、勉強が上手いのではなく
修正が上手い
のが特徴です。
分析すると改善点が見えるので、次の1週間が強くなります。
●コツ
10分でいい
日曜夜など固定する
まとめ:習慣は「全部」やらなくていい
大事なことを言います。
この7つは、全部やらなくても点数は伸びます。
おすすめは次の順番です。
まずは①(開始時間固定)
次に③(解き直し)
そして⑤(暗記の2回)
この3つだけでも、かなり変わりますよ。
次の章では、これらを邪魔する
「習慣化できない子がハマる落とし穴」を整理していきますね。
4. 習慣化できない子がハマる“3つの落とし穴”と対策

点数が伸びる習慣を知っていても、続かない子はいます。
ただ、それは怠けているからではなく、つまずきやすい落とし穴があるだけです。
ここでは「よくある3つ」を整理していきますね。
落とし穴①:いきなり完璧を目指す
●ありがち:「毎日2時間勉強する!」
→2日で崩れて自己嫌悪→止まる
完璧な計画は、崩れた瞬間に
「また失敗した」と感じて続きにくくなります。
●対策:小さく始める
毎日10分でOK
最初の5分は超簡単(英単語10個/計算3問)
「机に座ったら勝ち」にする
落とし穴②:「やる気が出たら」始める
やる気は波があるので、待っていると勉強は始まりません。
むしろ多くの場合、やる気は“始めた後”に出ます。
●対策:時間でスイッチを入れる
毎日19:30になったら座る
内容は座ってから決める
落とし穴③:計画だけ作って満足する
計画が細かいほど、少し崩れた時に立て直せなくなります。
計画は「実行を助ける道具」であって、目的ではありません。
●対策:時間より“量”で決める
NG:2時間数学
OK:ワーク2ページ+解き直し
さらにテスト勉強は
①薄く1周 → ②苦手だけ → ③本番形式
の3段階にすると崩れにくいです。
まとめ
習慣化できないのは能力ではなく、ほとんどの場合設計の問題です。
「小さく・時間で始める・量で進める」だけで継続しやすくなります。
5. どれから始める?タイプ別おすすめ習慣

「7つもあると、どれから始めればいいかわからない」
これはごく自然な悩みです。
大丈夫です。
習慣は、全部やる必要はありません。
むしろ大切なのは
自分に合ったものから始めて
“できた”を積み上げること
この章ではタイプ別に、最初のおすすめを整理します。
まずは自分のタイプを知っていきましょう。
簡単セルフ診断|3質問で勉強タイプ判定
次の3つの質問に、正直に答えてみてください。
深く考えなくて大丈夫です。
●質問①
勉強を始めるとき、一番多いのはどれですか?
A.机に向かうまでがつらい
B.やっているのに点数につながらない
C.ある程度できるが、ミスで点を落とすことが多い
●質問②
テスト前の勉強で、一番近いのはどれですか?
A.そもそも勉強時間が安定しない
B.ワークや問題はやるが、解き直しはあまりしない
C.勉強はしているが、同じミスを繰り返す
●質問③
勉強についての悩みはどれですか?
A.やる気が続かない
B.覚えたはずなのにテストで出てこない
C.ケアレスミスや時間配分で失点する
●診断結果の見方
Aが多かった人
⇒勉強が苦手な子タイプ
おすすめ:①②④
苦手な子にとって一番の壁は「内容」よりも、
机に向かうまでのハードルです。
だから最優先はこれ。
① 勉強開始時間を固定する
→ 例:毎日19:30に座る(中身はあとで決めてOK)
② 最初の5分は“超簡単”
→ 例:英単語10個/計算3問
④ 1日1回、学校ワークを進める
→ 例:毎日2ページ
●ポイント:
「短くても毎日」が最強です。
ここで土台ができれば、点数はじわじわ上がり始めます。
Bが多かった人
⇒平均層・伸び悩みタイプ
おすすめ:③⑤⑥
平均層で伸びない子は、勉強量が足りないというより、
得点につながる部分が弱いことが多いです。
そこで効果的なのがこの3つ。
③「演習→丸つけ→解き直し」をワンセット化
→ 間違いを放置しないだけで点数が伸びる
⑤ 暗記は「寝る前+翌朝」の2回方式
→ 覚えたつもりを減らせる
⑥ テスト勉強を“3段階”でやる
①全範囲を薄く1周 → ②苦手だけ → ③本番形式
●ポイント:
この層は「ちょっとの修正」で伸びます。
特に解き直しは効果が出やすいです。
Cが多かった人
⇒上位狙い・安定化タイプ
おすすめ:⑥⑦+ミス分析強化
上位を目指す段階では、勉強時間よりも
「ミスの減らし方」
「点を落とさない仕組み」
が勝負になります。
⑥ テスト勉強を“3段階”でやる
⑦ 週1回「自己分析タイム」を作る
さらに ミス分析を強化する
ミス分析の例(超シンプルでOK)
ノートに3行だけ書きます。
何をミスした?(計算/暗記/読み間違い)
なぜ起きた?(焦り/見直し不足/理解不足)
次の対策は?(見直しルール/暗記回数増/類題追加)
●ポイント:
上位層は「勉強する」より改善することが鍵を握ります。
ひとことアドバイス
どのタイプでも共通して言えるのは、
一気に変えようとしないこと
まずは、診断結果で出た習慣を
1つだけ選んで1週間続けてみてください。
それだけで、勉強の手応えは確実に変わってきます。
6. 【まとめ】習慣は1つ変えるだけで点数が変わる

ここまで「点数が伸びる習慣」を紹介してきましたが、
最後に一番大切なことをお伝えしたいと思います。
点数を上げるために必要なのは、
全部を完璧にやることではありません。
むしろ
習慣を1つ変えるだけで
勉強が変わり始めます。
そして勉強が変わり始めれば、点数はあとからついてきます。
まずは「1週間チャレンジ」で十分
いきなり長期計画を立てると、途中で崩れて苦しくなることがあります。
だから、
まず1週間だけやってみる
これでOKです。
勉強は、「続けられた」という成功体験ができた瞬間から変わりはじめます。
点数が伸びる子は「小さく始めて、続けた子」
勉強ができるようになる子ほど、特別なことはしていません。
・毎日同じ時間に机に向かう
・少しずつワークを進める
・間違いを直す
こういう当たり前を積み上げた結果が点数です。
だから焦らなくて大丈夫です。
今日から①だけでOK
もし「何から始めればいいかわからない」と迷ったら、
最初の一歩はこれで十分です。
習慣①:勉強開始時間を固定する
例:毎日19:30になったら机に座る(内容はその後でOK)
これだけで、勉強は安定し始めます。
机に座れるようになったら、次は
最初の5分は超簡単(②)
解き直しをセットにする(③)
と増やしていけば、無理なく伸びます。
大切なことは、
点数を伸ばすのは「根性」ではなく、仕組み(習慣)です。
1つ変えれば、流れが変わります。
まずは今日から、
“決まった時間に机に座る”ことから始めてみてください。
7. 机に座ることからはじまった変化

実は、ここまで書いてきた「机に座ることから始める」という話は、
私自身の経験からきています。
以前の私は、「やる気が出たらやろう」と思いながら、
なかなか机に向かえない時期がありました。
そこで決めたのが、
「とにかく、決まった時間に机に座る」
というルールでした。
内容は決めません。
やる気も問いません。
ただ、座るだけです。
最初は本当に、座るだけの日もありました。
ぼーっとしてしまう日もあったと思います。
それでも、続けてみると
「座ること」自体がだんだん当たり前になっていき、
気づけば、勉強している時間も多くなっていました。
やる気は最初からあったわけではありません。
行動が先で、気持ちは後からついてきた。
そんな感覚です。
だからこそ、今回紹介した習慣も、
最初から完璧にやろうとしなくて大丈夫だと思っています。
もし迷ったら、まずは
机に座るだけから始めてみてください。
それだけで、
もう変化ははじまっています。
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