大学で心理学の講義を受けている際に当時教わっていた
教授に次のような質問を受けたことがあります。
「今から成功体験・失敗体験を挙げられるだけ挙げて下さい」
講義を受けていた大学2回生150名近くの人数で挙げられた成功体験は約300件。
それに対して失敗体験は何と約1000件でした。
これはツァイガルニク効果というもので
ツァイガルニク効果とは
【人は成功体験よりも失敗体験を記憶していることが多い。】
というものです。
例えば
運動会で1等を取ったような喜びや達成の記憶よりも、
リレー等で転んでしまい抜かされてしまった記憶の方が鮮明に残る。
というものです。
生徒たちを見ているとどうしても
「やってもできない」「自分には力がないからやるだけ無駄」
など後ろ向きな言葉をよく聞きます。
しかしこれは過去に起きたほんの数件の失敗体験を鮮明に記憶してしまい
数多くの成功体験を忘れてしまっているだけなのです。
何事もまずはやってみる事です!
人間誰にでもミスはあります!!
失敗を恐れずどんどんチャレンジしていきましょう!!