こんにちは!ヒーローズ志都呂校です。
「うちの子、すぐ集中が切れちゃって…」
これは多くの保護者の方からいただくご相談のひとつです。
確かに最近の子どもたちは、ゲームや動画など刺激の強いコンテンツに日常的に触れていることもあり、ひとつのことにじっくり取り組む「集中力」が育ちにくくなっている傾向があります。
でも、集中力は「生まれつき」だけではありません。
ちょっとした環境づくりや習慣を工夫することで、しっかりと身についていく力でもあるんです。
まず、集中力を高めるには「時間を区切る」ことが有効です。
たとえば、30分だけ集中して取り組んだら5分休憩を入れる「ポモドーロ法」と呼ばれる方法があります。この“短時間×繰り返し”の学習サイクルは、子どもたちにも取り組みやすく、集中力のトレーニングにも最適です。
また、「何をするかを具体的に決める」ことも大切です。
「勉強してきなさい」ではなく、「英単語10個だけ」「計算ドリル1ページだけ」と具体的な目標を与えると、子どもは見通しを持って動けるため、集中しやすくなります。
学習環境の整備も意外と見落とせないポイントです。
テレビやスマホが近くにある場所では、どうしても気が散ってしまいます。できるだけ静かでシンプルな空間を用意してあげると、それだけでも集中力が高まりやすくなります。
さらに、「姿勢」や「時間帯」も集中力に影響を与えます。
ダラっとした姿勢で取り組んでいると、脳も休みモードになってしまいます。椅子にきちんと座り、机の上を整えるだけで、自然と意識が切り替わるものです。
また、人によって集中しやすい時間帯は異なりますが、多くの子は朝や夕方の早い時間の方が集中しやすい傾向があります。無理に夜遅くまでやらせるより、「集中しやすい時間に短く」が効果的です。
そして何より、「集中できたことを認める声かけ」が子どもにとって大きな励みになります。
「さっきの30分、すごく集中してたね」「一気にやりきれて偉かったね」など、成果よりも“過程”をほめることで、自信につながります。
集中力は一朝一夕で身につくものではありませんが、日々の積み重ねで必ず伸びていきます。
ご家庭でもちょっとした工夫と声かけで、集中力アップのサポートをしていただけたらと思います。
私たちも教室での学習時間を大切にしながら、「集中できる子」を育てていきます!
お気軽にご相談くださいね。