心頭滅却すれば火もまた涼し
夜になるとだんだん涼しくなってきましたね。
今年の夏も暑い日が多かったと思います。
暑かった日々を振り返ると、
小さいころ、エアコン嫌いだった親に言われていた言葉を思い出します。
『心頭滅却すれば火もまた涼し』
聞いたことがある方も多いと思います。
暑さに対して使われることが多いですが、
ある故事成語辞典ではこのように表現されています。
『どのような苦難や困難に遭遇しても、心の持ち方一つで、苦難や困難を感じなくなる。』
いうなれば根性論というものでしょうか。
最近では、非効率・意味ないなどと言われる「根性論」ですが、私はとても価値のある考え方だと思います。
しかし、がむしゃらに努力と称して時間を費やせばいいという訳ではないとも思います。
野球を例に挙げてみます。
「ぶっ倒れるまで素振りしよう」
といって、クタクタになるまでやみくもにバットを振りまわしていても
ものすごく上達するとは思えません。
ところが、”どんなふうに素振りをするのか”考えることで成長の仕方は変わります。
いろいろと考えた上で、努力を後押ししてくれるのが根性論ではないでしょうか。
心頭滅却すれば野球上手くなるわけではありません。
心頭滅却すれば野球が上手くなるための努力を苦難や困難だと思わなくなる。と言ったところでしょうか。
野球で例えてみましたが、勉強も同じです。
あと、いろいろ考えた上で…と書きましたが、一人で考えなければいけない訳ではないと思います。
野球でつまづいたらコーチや先輩に相談!
勉強でつまづいたらヒーローズの先生に相談!