こんにちは。
個別指導学院ヒーローズ根洗校の社員の小山と申します。
突然ですが、みなさんは普段勉強をしていて、ふと、
“今してる勉強は何の役に立つの?意味あるの?”
と疑問に感じたことはありませんか?
私も小中学生の頃は、よくそんなことを疑問に感じておりました。
“勉強する意味”は、人それぞれ違っていて、正解も不正解もないと思います。
みなさんも、周りの大人に勉強する意味を聞いてみてください。きっと様々な回答が返ってくると思います!
今回は、私なりに考えた、“勉強する意味”を紹介させていただきたいと思います。
イギリスの天才数学者、アンドリュー・ワイルズという方をご存知でしょうか?
彼の人生において、最も優れた業績は、
360年以上、どんな天才数学者も証明することができなかった、『フェルマーの最終定理』という超難問を証明したことです。(気になる方は、是非調べてみてください!)
彼は、10歳の時に「フェルマーの最終定理を解いてやる!」と決意し、42歳でこの定理を証明しました。
証明にあたり、今まで何人もの天才数学者でさえ解けなかったこの問題を、自分の人生に費やすことに対して、周りからの反対意見も多かったそうです。
また、いくら時間を費やしても証明できず、断念することもあったそうです。
しかし、そんなとき、全く別の分野の問題から、証明の糸口が見つかり、その7年後に見事長年の夢であったフェルマーの最終定理を証明したのです。
彼は、フェルマーの最終定理を証明した後、こんな言葉を残しています。
“突破口は一瞬にして開けることもあれば、一日、二日かかることもありますが、いずれにせよ、それは何ヶ月ものあいだ暗闇の中で躓きながらさまよったからこそ到達できるクライマックスなのです。”
(サイモン・シン著 『フェルマーの最終定理』より)
みなさんにも、小さな頃から抱いていた夢、あるいは今抱いている夢はありませんか?
まだ見つかっていない人も、これから見つかるかもしれません。
今は意味のないように感じる勉強も、アンドリュー・ワイルズが全く別の分野からフェルマーの最終定理の解決の糸口を見つけたように、夢を追う上で、何か重要なヒントになるかもしれません。
また、夢を追う中で、挫けそうになることは、誰にでもあると思います。
しかし、その時、諦めずに続けられるかどうかが、夢を叶える上でとても大切なこととなるでしょう。
今、勉強に興味が持てなかったり、勉強を続けることが苦しかったりしても、それを乗り越える経験が、“諦めずに続けられる力”に繋がってくるのではないかと思います。
より多くの視点や考え方を持つため。諦めずに続ける力を養うため。
これが、勉強をする意味の1つなのではないかと私は感じています。
みなさんも是非、この機会に、自分なりの“勉強する意味”を考えてみてください。
自分の中で、自分なりの答えを持つことで、今よりも勉強のやる気が出てくるかもしれません!