この記事のポイント
- 内申点は主要5教科だけでなく、音楽・美術・保健体育・技術家庭などの副教科も対象になる
- 副教科は実技や作品、提出物など「日々の取り組み」が評価されやすい科目
- 2学期は合唱コンクールや実技テストなど、副教科の評価機会が増えやすい時期
- 配点や評価の重みは都道府県・学校によって異なるため、断定せず学校の案内で確認する
- テスト前の一夜漬けでは対応しにくく、日々の授業態度や提出物の積み重ねが影響しやすい
「内申点対策」というと、多くの家庭でまず思い浮かぶのは国語・数学・英語・理科・社会の主要5教科ではないでしょうか。しかし高校入試で使われる内申点には、音楽・美術・保健体育・技術家庭といった副教科も含まれています。
2学期は合唱コンクールや体育の実技テストなど、副教科の評価につながる場面が増えやすい時期でもあります。今回は、見落とされがちな副教科の内申点に、2学期からどう向き合えばよいかを整理します。
1. 副教科は「日々の取り組み」が評価されやすい
主要5教科は定期テストの点数が評価の大きな比重を占めますが、副教科はテストの点数だけでなく、実技や作品、授業中の取り組み方、提出物なども合わせて評価される傾向があります。
- 実技(演奏、絵画制作、運動など)そのものの出来
- 授業中の取り組み方や準備・後片付けなどの姿勢
- ワークシートや作品、レポートなどの提出物
主要5教科のように「テスト前にまとめて対策する」ことがしにくく、日々の積み重ねが評価に反映されやすいのが副教科の特徴です。裏を返せば、テストの点数に自信がなくても、日々の取り組み方次第で評価を積み上げやすい科目とも言えます。
2. 2学期は副教科の評価機会が増えやすい時期
2学期は、多くの学校で合唱コンクールや体育祭に向けた実技、技術・家庭科での製作課題など、副教科の評価につながる行事や課題が重なりやすい時期です。
- 合唱コンクールに向けた音楽の授業での取り組み
- 体育の実技テストや、行事に向けた練習への参加姿勢
- 技術・家庭科での製作物や、美術の作品提出
こうした行事や課題は「一度きりの機会」であることが多く、後からまとめて挽回しづらいのが特徴です。行事の準備で忙しい時期だからこそ、副教科への取り組みも意識しておくことが、2学期の内申点全体に影響してきます。
3. 配点や評価の重みは、学校の案内で確認する
副教科の内申点が主要5教科と比べてどのくらいの重みを持つかは、都道府県や学校の入試制度によって異なります。ここでは特定の配点比率を断定することは避けますが、共通して言えるのは、副教科を「対策の対象外」として軽視しない方がよいという点です。
- 内申点の算出方法は、お住まいの都道府県・志望校の入試要項で確認する
- 学校から配布される評価の観点(知識・技能、思考・判断・表現、主体的に学習に取り組む態度など)の説明にも目を通しておく
- 不明な点は、学校の先生に直接確認するのが確実
家庭だけで推測するより、学校からの案内や先生への確認をベースに、副教科への向き合い方を考えることをおすすめします。
個別指導の現場から見えること
個別指導の現場では、「主要5教科の対策で手一杯で、副教科まで気が回らない」という声をよく聞きます。実際、副教科は主要5教科ほど家庭学習の習慣が定着しにくく、後回しにされやすい傾向があります。
提出物管理や勉強方法の指導まで含めて全面的にサポートするスタイルでは、主要5教科だけでなく副教科の提出物や課題の進み具合も一緒に確認しながら、「後回しになりがちな部分」に早めに気づける関わり方がしやすくなります。テストの点数が取りにくい科目だからこそ、日々の取り組みを一緒に整理してあげることが、内申点全体の安定につながります。
FAQ
Q. 副教科は主要5教科と同じくらい内申点に影響しますか?
配点や評価の重みは都道府県・学校によって異なるため、一概には言えません。お子さんの志望校の入試要項や学校からの案内で確認することをおすすめします。
Q. 実技が苦手な場合、内申点は諦めるしかないですか?
実技の出来だけでなく、授業への取り組み方や提出物も評価の対象になることが多いです。実技に自信がなくても、準備や後片付け、提出物への丁寧な取り組みで評価を積み上げられる部分があります。
Q. 2学期に副教科で特に気をつけることはありますか?
合唱コンクールや実技テストなど、後からまとめて挽回しにくい評価機会が増える時期です。行事の準備で忙しくなる前に、提出物の締め切りや実技テストの予定を把握しておくと安心です。
まとめ
内申点は主要5教科だけでなく、音楽・美術・保健体育・技術家庭といった副教科も対象になります。副教科は日々の取り組みが評価されやすく、2学期は評価機会が増える時期でもあるため、後回しにせず早めに意識しておくことが大切です。配点の重みは学校ごとに異なるため、詳しくは学校の案内で確認しましょう。
「主要5教科だけでなく、副教科の提出物や進み具合も一緒に把握してほしい」という場合は、個別指導学院ヒーローズの個別相談もあわせてご活用ください。













