HERO'S本厚木校のブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
先日俳優の三浦春馬さんが亡くなったというショッキングなニュースがありました。ご自身の気持ちやどうして、などと言う事は私には全く想像できないですし、お話する事はないのですが、今回の件で一つだけ感じたことを書きたいと思います。
一人の親として、もし自分の子供がと思うと心が張り裂けそうになりますが、こういう職業柄たくさんのお子さんを預かっていると、お子さんに対しての期待や関係性でなかなかお子さん自身が「ありのままのあなたでいいんだよ」という承認=無条件の愛情の受取りが足りていないのではと思うご家庭がごくまれにいらっしゃいます。
もちろん、それだけで自分で自分を殺してしまう事が発生するとは言いませんが、親の想いの始まりはまず「子供が元気でいてくれる」事だけのはずです。それがいつの間にか、期待やこうあるべきという親自身の想いから、少しづつずれてしまうのかな、と感じます。
もちろん、家庭の方針や考え方もあると思いますが、必ず伸びる子の特徴にはこの無条件の愛情をしっかり伝えてもらっているというのも塾としては当たり前にわかっていることです。
そして日本では年間約2万人の方が自殺という方法で亡くなっているのは周知の事実ですが、その人達にも必ず親はいます。
友達でもいいですし、仲間でも、会社の同僚や上司部下でもいいのですが、僕はやはり親が子供さんに対して「あなたはあなたでいいのよ」と時に包み込む無条件の愛情を素直に伝えてあげることがこういった悲しい出来事を減らす一番の方法ではないかと切に思います。