こんにちは!中野南台校の井上です。
今週より、ブラックボードにクイズが書かれています!
答えが1日遅れてしまい、申し訳ありません。
今週の問題は「なぜ花は咲くのか」です。
こちらの問題は小学館様が出版されている
「名探偵コナンの12才までに理科のセンスを育てる153問」
から引用させて頂きました。
今回の問題に出てくる花
「桜」「朝顔」「向日葵」「秋桜」「菊」「山茶花」
はすべて種子植物の被子植物にあたるものですね。
被子植物が花を咲かせる理由の答えは
「昆虫や鳥などをおびき寄せるため」
種子植物は子孫を残すために種子(タネ)をつくります。
変化し続ける環境に適応していくために、
様々な性質を持った子孫をつくり、
次の世代へとつないでいきます。
そのためには、
自分とは違う遺伝子(体をつくる設計図)を手に入れ
常に変化していかなければなりません。
では、自分と違う遺伝子をどのようにして手に入れるのかというと
それは「同じ種類の別の花の花粉」から取り込みます。
花の中のめしべに胚珠(種の元)が入った子房(成熟して実になる部分)がある植物は
花を咲かせると
昆虫や鳥を呼び寄せる不思議な香りを出し始めます。
それに加えて甘い蜜も作り出し、
その誘いに昆虫たちは喜んで集まってきます。
花に飛びついた昆虫たちは、
おしべの花粉を足や体につけ、
その花粉を別の花の柱頭(めしべの先端)につけます。
これを受粉といい、めしべの柱頭におしべの花粉がつくと
植物は種や実を作ることができます。
つまり、昆虫や鳥たちを呼ぶために花を咲かせているんですね!
中学1年生になると最初の方で植物のつくりについて学びますが
植物ってこんなにたくさん分類の仕方があるんだな…とか
道端に何気なく生えている植物も
実は一生懸命活動しながら生きてたんだな…とか
気づくことがたくさんあると思います。
是非テストだけの勉強だと思わず、
理科は日常と深いかかわりがあることを忘れないでください。
今回は先にも書きましたが
小学館様が出版されている
「名探偵コナンの12才までに理科のセンスを育てる153問」
から、問題も説明も引用させていただいております。
この書籍の中には、他にも興味深い問題があるので皆さんも是非読んでみてください。
では、次回の問題の回答もお楽しみにお待ちください!!