都立入試もあと1か月を切ってきましたね。
さて本日は、来年以降に受験を控える生徒、保護者の方々に都立高校受験の仕組みについてお伝えします。
都立入試では、学校の成績を点数化したものと、試験の点数を合わせたもので合否が決まります。
その配分は、学校の成績:試験点数で3:7、1000点満点となっております。
さらにその計算方法は複雑になっているので、「なんかよくわからない」ままになっている方も多いようです。
以下をご覧ください。
1.学校の成績=内申点の算出方法
・Aさんの成績
内申点の点数化
① 5科目+4科目×2
都立入試科目は5科目ということで、受験科目でない4科目の成績が2倍と内申では重視されます!
⇒上記の計算
(4+3+4+3+3)+2(3+4+4+3)=45
② ①を点数化
300点満点=オール5の65なので、
300×45/65となり、207点となります。
ですので、成績が1違うだけで5~10点くらいの差が出てきます。
2.試験点数の出し方
5科目のテストは、各100点、満点で500点となりますが
これを700点満点(×1.4)として算出します。
・Aさんの点数
1科目70点×5=350点⇒490点
3.どんな高校の基準に達するか
1と2で出た点数を合計したもので、各高校が実績としてもつ合格ラインと照らし合わせていきます。
Aさんは、207+490=697点となります。
ある機関が出している数値で当塾の近隣高校をみますと
城東高校:770点
豊島高校:690点
向丘高校:640点
本所高校:620点
このような合格予想点数となっています。
こうして、自分がどのような高校に行けるのか。また行きたい高校に向けてあとどのくらい努力する必要があるのか
を見ていくことができます。
もっと詳しく知りたい方、そしてこれから対策しようとお考えの方は、いつでもお気軽にお問い合わせください。
特に中2の生徒にとっては、今からがとても大切な時期となります。
皆様のお問い合わせお待ちしています。