「学校から帰ってきたら、ソファに寝転がってスマホばかり…」
「テスト前なのに、危機感がまったく感じられない…」
中学生のお子さんを持つお母さんから、毎日のようにいただく切実なご相談です。
もしかしたら、「定期テストまであと2週間という大事な時期なのに、せっかくの土曜日いったい何をしているのやら…」と、ハラハラしながら見守っているお母様もいらっしゃるかもしれません。
「早く勉強しなさい!」と言いたくもないのに、つい口から出てしまう。そして「うるさいな!」と返されて口喧嘩が始まる――。
そんな毎日に、心がすり減っていませんか?
毎日、本当にお疲れ様です。
今回は、どうして家での勉強がこんなにも上手くいかないのか、お母さんとお子さん、それぞれの「本音」を心理学の視点から紐解いてみましょう。
1. お母さんがイライラしてしまう、本当の理由

なぜ、スマホを見ている我が子の姿を見ると、あんなにも激しいイライラが湧き上がってくるのでしょうか?
心理学(アドラー心理学など)では、怒りは「二次感情」だと言われています。
実は、イライラという「怒りのスタンプ」の下には、別の「一次感情(本当の気持ち)」が隠れているのです。
お母さんの心の中にある本当の本音は、怒りではなく、深い「不安」や「心配」です。
「このままで高校受験は大丈夫なのかな…」
「将来、この子が選択肢を狭めて苦労することになったらどうしよう…」
我が子を心から愛しているからこそ、お子さんの未来への不安が募り、それが「怒り」という形になって爆発してしまうのです。
さらに、愛情深く優しいお母さんほど、「子どもの人生」と「自分の人生」の境界線がちょっぴり曖昧になってしまいがちです。
「子どもの成績が伸びないのは、私のサポートが足りないせいかも」「私の育て方のせい?」と、子どもの課題を自分のことのように抱え込んでしまうため、余計に苦しくなってしまうのです。
2. 子どもが家で勉強しない、本当の理由

一方で、お子さんたちはどう思っているのでしょうか?
塾で中学生たちのリアルな本音を聞くと、彼らなりの理由が返ってきます。
「学校と部活で1日中気を張って、クタクタになって家に帰ってる。家くらいダラダラさせてほしい」
「本当は『やらなきゃ』って分かってる。でも、部屋に入るとスマホやマンガが目に入って、どうしても誘惑に勝てない…」
子どもたちも、決して「勉強なんてどうでもいい」と思っているわけではありません。
むしろ、心のどこかで焦りや罪悪感をしっかりと抱えています。
ただ、家という空間は、脳にとって「リラックスする場所」「誘惑が多い場所」として記憶されています。
人間の脳の仕組みとして、目の前にスマホがある状態で、強い意志の力だけで教科書を開くのは、大人であっても至難の業です。
お子さんの根性がないのではなく、「家で勉強すること自体が、構造的に極めて難しい」というのが真実なのです。
3. 親子でお互いの「見え方」を変えてみる

お母さんからは「サボっている」ように見えても、子どもは「限界まで疲れている」のかもしれません。
子どもからは「理不尽に怒鳴られている」と感じていても、お母さんは「あなたの将来が心配で泣きそうなほど悩んでいる」のかもしれません。
お互いが「相手には相手の事情や背景があるのかもしれない」と知るだけで、少し心のトゲが丸くなりませんか?
4. 今日からできる、2つの解決策

では、このイライラの悪循環を抜け出すにはどうすればよいのでしょうか?今日から実践できる解決策を2つ提案します。
① お母さんが「学ぶ背中」を見せる
教育機関の調査でも、非常に興味深いデータがあります。「勉強しなさい!」と口頭で注意し続ける家庭よりも、「親自身が本を読んだり、仕事や資格の勉強をしたりしている」家庭のほうが、子どもの家庭学習時間が長いという事実です。
子どもは親の「言葉」ではなく「行動」を無意識に真似します。「スマホを見ながら『勉強しなさい』と言うお母さん」よりも、「リビングで静かに読書や勉強をしているお母さん」の姿を見るほうが、子どもの脳には「勉強するのが当たり前なんだ」というスイッチが入りやすくなります。
② 「家で勉強させる」のを思い切って諦める
これが最も手っ取り早く、確実な解決策です。
誘惑に満ちた自宅という空間で、毎日「勉強しなさい!」とエネルギーを使い果たして戦うのは、今日で終わりにしませんか?
家は、学校や部活で毎日戦っているお子さんが、安心して心を解放できる「安全基地」にしてあげてください。
その代わり、勉強は「別の場所」で行うと完全に割り切るのです。
だからこそ、私たちは個別指導学院ヒーローズの「自習室」を全力で活用してほしいと考えています。
当塾の自習室は、スマホやゲームといった誘惑が一切視界に入らない環境です。
さらに、一歩足を踏み入れれば、同じように集中して机に向かう仲間や先輩たちの姿があります。
人間の脳には、周囲の人の行動を鏡のように真似して同調してしまう仕組み(ミラーニューロン効果)があるため、ここに来るだけで自然と「深い勉強モード」に脳が切り替わるのです。
家を「親子が笑顔で、安心して過ごせる場所」にするために、勉強に関するイライラやストレスは、すべてヒーローズの自習室に預けてみませんか?
「家で勉強しなさい」を、今日から「塾の自習室でやっておいで。家ではのんびりしなね」に変えるだけで、驚くほど親子の会話が温かいものに変わっていきますよ。
個別指導学院ヒーローズ桂校では、日ごろの塾での様子や頑張っている姿、小さな成長の兆しなどを、保護者の方へ定期的にお伝えする機会を大切にしています。
「うちの子の様子はどうかしら?」と思われたら、いつでもご遠慮なくおたずねくださいね。
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