「うちの子、読書は好きなほうなんですが、国語の成績がなかなか上がらないんです…」
これは、先日面談に来られた小学生のお母さんの言葉で、ヒーローズ助信校へ来られる多くの方が、このように話します。
皆さんが強調するのは、「読書は好きなほうなんですが」の部分です。
読書をしているんだから、国語力が自然に身についてもおかしくないはずなのに…
読書が好きな人が行っているのは「多読」のことです。
「多読」をするだけでは国語の成績はほとんど上がりません。
国語のテストで求められるのは、「精読力」だからです。
精読力を磨く際にまず読むべきは、論理的な筋道が明快に示されている「説明的文章」です。どんなにたくさんの文章を読んでも文の構造を意識せずに読んでいては、国語の成績には直結しないのです。
そこで論理的思考が必要となります。
論理的思考とは、混乱したことを整理し、難しいことを単純にしていく作業です。
多くの方は、「論理的思考」という言葉を聞くと「難しそう」というイメージを抱きますが、実は全く逆です。
論理的思考の方法を学べば学ぶほど、ものごとは単純明快になっていきます。
そして、その論理的思考の方法自体も、実は単純明快な構造をしています。
① パートごとの関係を見つけ出し整理すること
② 全体の方向性(ゴール)を理解すること
③ 筋道を整えること
「論理的思考」とは、「一見バラバラに思える言葉や考えの間に関係を見つけ出し、それを整理すること」であり、「論理的思考力」とは、そのための技術を使いこなすための能力、ということになるわけです。
ヒーローズ助信校では、それらのスキルを身に付けるため「要約」を実施しています。
学力調査や高校入試に向けて、初見文のトレーニングも兼ねているのでたくさんの文章を丁寧に読んでもらいます。
高校生には小論文の対策としても有効です。
体験授業も受けられますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください!