春休みになりたくさんの生徒さんが授業や自習に訪れてくれています。
また、新規のご家庭も増えてきてよくこんなお話をされる保護者様がいます。
「うちの子は勉強の時の集中力がないので…」
そう思われている保護者様は少なくないのではないでしょうか?
では、集中力がないとは、一体どういうことなのでしょう?
テストの点数や足の速さなら具体的な数値が出るので評価は簡単ですが集中力って数値化しにくいですよね?
また、集中の種類にも人それぞれの違いがあるので分析していこうと思います。
お子様の「集中のタイプ」が分かればそれを活かした勉強方法が見つかるはずです‼
まず、タイプについてですが、集中力の能力を3つに分けて考えると分かりやすいと思います。
1.集中の深さ(周りの雑音が気になる~話しかけられても切れない)
2.集中の長さ(10分~50分)
3.集中の最深部に入る速さ(ゾーンに入る)
一般的には1と2は反比例しやすいですが、中には長時間深い集中力をキープできる生徒さんもいます。
ここから何が分かるかというと、
集中が「浅く、長く、ゆっくり」のタイプは計算問題を20分くらい解いた後に難しい文章題に取り組むと集中力MAXの状態で難問に取り組めるはずです。
逆に「深く、短く、速い」生徒さんは最初から難問に取り掛かってしまうと効果的です。
うちの子は「浅く、短く、遅い」タイプかも…と思った方は、計算問題を中心に「できる問題だけ少しずつ」取り組んでみてください。
そこで重要なのは「承認と称賛」です。適切なタイミングで具体的に褒められることで次第にお子さんの集中の質も変わってくるはずです。
集中力には、精神状態も大きく影響がでますので、自己肯定感の高い状態であればあるほど集中力は増していきます。
お子さんの集中力を高めるカギは周りの大人がどれだけその子を見てあげられるかが重要だと思います。
また、通常のテキストは単元ごとに問題が並べられているので本人にあった勉強方法で進められていないケースが多いです。
全ての問題に前から順に取り組むのではなく、自分のタイプにあったテキストの使い方をすることで同じテキストを使っていても内容が全く異なってくると思います、
集中力はごく一部の人を除いて、長くても50分ほどしか持続しません。
限られた時間の中で効率よく勉強できるように工夫をすることが集中力アップに繋がるはずです。
ヒーローズ助信校では、テキストの進め方を生徒さんごとに調整しています。
学力や目標点が違えばテキストの内容を変えるのは当然なので、一人ひとりに合わせた学習内容をご案内しています。
浜松で塾をお探しでしたらヒーローズ助信校へご相談ください。