こんにちは、ヒーローズ自由ヶ丘校の酒井です!
つい、昨日
自宅でオリンピックを観戦していたら、陸上競技の男子走高跳決勝でこんな場面がありました。
走高跳において順位は以下のように決められます。
① 跳ぶことのできた、最も高い記録
② ①で同じ記録であった場合、それまでの失敗回数の合計が少なさ
この2つの基準で決められます。
しかし、①と②で順位を決められなかった場合、優勝のみジャンプオフで順位が決められます。
ジャンプオフとは、最後に跳べなかった高さから一度ずつ、跳んでいき失敗したら下の高さに下げ
1人のみ跳べた時点で順位が決まります。
しかし、ジャンプオフを対象となった全選手が拒否した場合、同率で優勝となります。
多くの場合、順位によって賞金などが変わってくるため、ジャンプオフが行われます。
今回の東京オリンピックの男子走高跳決勝で
先程、説明した①と②で1位が決まらなかった場面がありました。
普通なら、ジャンプオフで金メダル銀メダルを決めますが、今回は対象の2選手は相談することなくジャンプオフを拒否しました。
これには深い理由があったのです。
今回、ジャンプオフの対象となった2選手はカタールのBarshim(バーシム)選手とイタリアのTamberi(タンベリ)選手でした。
Barshim選手はずっと走高跳の世界の頂点に君臨し続けた選手でしたが、五輪ではまだ1回も金メダルを手にしたことのない選手でした。
一方、Tamberi選手は2016年リオオリンピック直前に大怪我をしてしまい、「もう、前みたいに跳べないかもしれない」と不安をずっと口にしていた選手でした。
そして、両選手はとても仲がよく、お互いの良かったときと悪かったときを共有し、知っていました。
そして迎えた東京オリンピックの決勝。両選手とも2m37cmまで失敗せず進み、2m39cmのところで両選手とも失敗してしまいました。
何度も言う通り、通常ならジャンプオフで決着を決めるところですが、両選手はそれを選びませんでした。
Tamberi選手は大きく叫び、Barshim選手は静かに涙を拭いました。
両選手はお互いが非常に苦しんでいた時期を知っていたので、目を合わせただけで、「2人で金メダルを分け合おう」と決めたそうです。
これを今の自分の仕事に重ねて見ました。
やはり、互いに苦しんでいる期間を見ていることで喜びをより一層感じられるのではないのでしょうか?
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