こんにちは、ヒーローズ自由ヶ丘校の酒井です！

今回から、7回連続で高校のそれぞれの学科でどんなことを学んでいるのかをご紹介していきます！

今回は高校生の73.1%が通う「普通科」です！

普通科とは、難しく言うと
幅広い分野のうち、特に基礎的なものを扱うという普遍的教育目指す学科のことです。

よくわからないですね。。。

世の中には多くの学問がありますが、それらの学問に共通する内容(数学など)や基礎的な内容(社会など)を学ぶ学科のことです。
工業のような専門性がないので、まだ夢が定まっていない人が通う学科になります。(もちろん、夢が決まっている人も多くいます)

高校の普通科では、1限あたり50分として、それを35回受ける授業を1単位として、総合的な学習の時間を含めて74単位取得できれば卒業となります。
単位数が足りなければ、「原級留置」つまり「留年」になってしまいます。。。

普通科では、国語、地理歴史、公民、数学、理科、保健体育、芸術、外国語、家庭、情報を主に学びます。

そのうち、国語では「国語総合」、
地理歴史では「世界史A」または「世界史B」、「日本史A」、「日本史B」、「地理A」および「地理B」のうちから1科目、
公民では、「現代社会」または「倫理」・「政治・経済」の両方、
数学では、「数学I」、
理科では、1.「科学と人間生活」と「物理基礎」、「化学基礎」、「生物基礎」、「地学基礎」から1科目
2.「物理基礎」、「化学基礎」、「生物基礎」、「地学基礎」から3科目(1または2のどちらか)
保健体育では、「体育」および「保健」の両方、
芸術では、「音楽I」、「美術I」、「工芸I」および「書道I」のうちから1科目、
外国語では、「コミュニケーション英語I」、
家庭では、「家庭基礎」、「家庭総合」および「生活デザイン」のうちから1科目、
情報では、「社会と情報」または「情報の科学」、
以上が「必修単位」となっており、卒業まで必ず取得しないといけない単位になっています。
例え、74単位取得していても、必修単位が満たしていなければ卒業できません。。。

と、以上のように一部「原級留置」の話をしましたが、一般的に高校ではあまり留年はありませんので、ご安心を。。。

多くの普通科では、2年生になったとき「文系」か「理系」のどちらかを選択します。
もちろん、自分自身がどちらの科目が得意かで選べますが、将来、どの大学のどの学部に行きたいかで選んだほうが、
大学の受験対策になると思います。

普通科では卒業後、大学に進学する人もいれば、専門学校に進学する人もいれば、就職する人もいます。
〇〇高校では、このような進路結果になっています！という紹介は省きますので、各高校のHPでご確認ください！

以上で、普通科の紹介は終わりますが、いかがでしょうか？
多くの人が高校生活と聞かれれば思いつく、「普通科」ですが、思いの外、色んな学校があるのですよ。。。
このことも、ぜひ進路選択の参考にしてください！！

次回は「工業科」です。

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