こんにちは、ヒーローズ自由ヶ丘校の酒井です!
今回は、漢字を書くときにとめ、はね、はらいを気にして書いていますよね。。。
書かないとテストで原点されてしまいますよね。。。
ということで、この漢字の「とめ、はね、はらい」について書いていこうと思います!
平成28年に文化庁から「常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)(案)」というのが報告され、
ここでは、「字の細部に違いがあっても、その漢字の骨組みが同じであれば、誤っているとはみなされない」
という考えが出されました。
具体例も合わせて説明していきます!
まず、はじめに「字の細部に違いがあっても、その漢字の骨組みが同じであれば、誤っているとはみなされない」
というのはどういうことでしょうか?
例えば、令和の「令」という漢字
下の画像を御覧ください。
左側が明朝体、右側が行書体で「令」の字を表しています。
どちらも形が異なりますが、「間違いではない、どちらも正しい」という印象を持ちますよね?
続いて、こちらの画像を御覧ください
これはどちらも「木」という字です。
こちらも左が明朝体、右が行書体です。
この「木」の縦に伸びている線の一番下にご注目ください。
明朝体はとめているに対して行書体ははねています。
世間一般では明朝体の方が正しく、行書体のほうが間違っているというイメージになると思います。
しかし、こちらどちらも正しいのです。
これが「字の細部に違いがあっても、その漢字の骨組みが同じであれば、誤っているとはみなされない」ということなのです。
しかし、なぜ行書体の「木」という字が間違っているという印象を持ってしまうのでしょうか?
これは学校での教育方針が原因なのです!
学校の「国語」という科目ではいわゆる「教科書体」を基準にして指導されています。
実は、「教科書体」でも「字の細部に違いがあっても、その漢字の骨組みが同じであれば、誤っているとはみなされない」
という指導方針なのです。
しかし、小学校では「書写」という科目があり、そこでは「とめ、はね、はらい」に注意しなさい、という指導がされています。
ここで、学校の先生が「国語」の指導方針と「書写」の指導方針が混同してしまい、こういった考えになってしまったのです!
ただ、学校や筆記のある試験でこの「字の細部に違いがあっても、その漢字の骨組みが同じであれば、誤っているとはみなされない」について
どう指導、採点されているかはまちまちなので、「常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)(案)」を基に問い合わせてください!
更に!
この「常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)(案)」というのは
1949年から続いている考えなのです!
なので、今まで文化庁の考えと世間の考えがズレていたということになるのです。。。
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