東北地方ってどんなところ?
日本の本州の北東部に位置する東北地方。 青森県・岩手県・秋田県・宮城県・山形県・福島県の6県からできています。 自然が豊かで、お米や果物の生産が盛んなほか、各地に昔から伝わるお祭りや伝統工芸品もたくさんあります。
まずは6つの県の位置を確認してみましょう!
① 東北地方の地理と気候
東北地方の中央には、南北に長く連なる奥羽山脈があります。この山脈を境に、日本海側と太平洋側で気候が大きく異なります。
- 日本海側:冬は季節風の影響で雪が多く、曇りや雪の日が多い。
- 太平洋側:冬は晴れる日が比較的多く、日本海側と比べて雪が少ない。
また、東北地方は米づくりが盛んな地域です。仙台平野や庄内平野などの平野では、豊富な水を利用した稲作が行われています。
農業では、青森県のりんご、山形県のさくらんぼなど、果物の生産も有名です。
② 東北地方の有名なお祭り
東北地方には、長い歴史の中で受け継がれてきたお祭りがたくさんあります。 特に夏祭りは全国的にも有名です!
青森県:青森ねぶた祭
大きくて迫力のある人形型の山車(だし)が街を練り歩くお祭りです。色鮮やかな光と「ラッセラー」という掛け声が特徴です。
秋田県:秋田竿燈(かんとう)まつり
長い竹竿にたくさんの提灯を取り付け、額や肩、腰などで支えるお祭りです。稲穂に見立てた竿燈が夜空に揺れる姿が見どころです。
宮城県:仙台七夕まつり
色鮮やかな大きな吹き流しや七夕飾りで街が彩られます。七夕の伝統を受け継ぐ東北を代表するお祭りです。
ほかにも、岩手県の盛岡さんさ踊り、山形県の山形花笠まつり、福島県の相馬野馬追などが有名です。
③ 東北地方の伝統工芸品
伝統工芸品とは、その地域で昔から受け継がれてきた技術や材料を使って作られる工芸品のことです。東北地方には、各県を代表する工芸品があります。
| 県 | 伝統工芸品 | 特徴 |
|---|---|---|
| 青森 | 津軽塗 | 美しい模様の漆器 |
| 岩手 | 南部鉄器 | 鉄瓶などの鋳物 |
| 秋田 | 大館曲げわっぱ | 木を曲げて作る器 |
| 宮城 | 宮城伝統こけし | 木で作る人形 |
| 山形 | 天童将棋駒 | 将棋の駒 |
| 福島 | 会津塗 | 漆を使った漆器 |
それぞれの県の名前と工芸品をセットで覚えておきましょう!
④ 東北地方に関係する歴史と人物
奥州藤原氏(おうしゅうふじわらし)
平安時代後期、現在の岩手県平泉を拠点に勢力を広げた一族です。金色に輝く中尊寺金色堂などを建て、豊かな文化を築きました。
伊達政宗(だてまさむね)
戦国時代から江戸時代に活躍した武将です。現在の宮城県にあたる仙台を拠点に仙台藩を築き、城下町の発展に力を注ぎました。「独眼竜」という呼び名でも知られています。
戊辰戦争(ぼしんせんそう)
1868年に始まった、新政府軍と旧幕府側の勢力による戦争です。東北地方では仙台藩などが奥羽越列藩同盟を結び、新政府軍と戦いました。
野口英世(のぐちひでよ)
福島県出身の医学者です。細菌学の研究に取り組み、黄熱病などの研究で知られています。世界で活躍した日本の偉人の一人です。
⑤ 定期テストに向けて覚えておこう!
- 東北地方を南北に走る山脈は?
- 冬に雪が多いのは日本海側と太平洋側のどちら?
- 青森県で有名な夏祭りは?
- 岩手県の代表的な伝統工芸品は?
- 平泉を拠点に栄えた一族は?
- 仙台藩を築いた武将は?
答えを確認する
① 奥羽山脈
② 日本海側
③ 青森ねぶた祭
④ 南部鉄器
⑤ 奥州藤原氏
⑥ 伊達政宗
まとめ
東北地方は、豊かな自然や農業だけでなく、各地に根付いたお祭りや伝統工芸、歴史的な建造物など、たくさんの魅力があります。
地理の勉強では、県の名前や場所を覚えるだけでなく、「なぜその地域でその農業が盛んなのか」「なぜその文化が生まれたのか」という理由まで考えることが大切です。
ぜひ今回紹介した内容を復習して、次の定期テストに役立ててくださいね!
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