もう数十年前、塾の先生になったばかりの頃、私は文系の科目(英語、国語、社会)を担当しました。
英語は「今週は未来の文でbe going to を教えて、来週はwillの文を教えよう」になるのですが、国語はそういきません。
テキストの問題も入試問題を改題した総合問題ばかり。「今日はこれを教えた(学んだ)」となりませんでした。
これではいけないと思い、私が意識したのは高田瑞穂著『新釈現代文』の「たった1つのこと」でした。
授業を問題の解答解説でなく問題文の読み取りを主に解答解説は従にしたところ、生徒の学力が全体的に上がりました。
国語専任の先生が「随筆文はこう読んで、○○型の随筆文は~、△△型の随筆文は~」と言います。
しかし県立を目指して5教科を学んでいる生徒は国語だけ勉強しているわけではないので大変です。
「たった1つのこと」は今でも通用する考え方です。
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