
・休憩時間が学習効率に与える影響
・成績が伸びる生徒は休憩時間をどう使っているか?
・受験勉強で活かせる休憩のポイント
この記事の著者:ヒーローズ和泉室堂校の先生和泉市にある個別指導塾 ヒーローズ和泉室堂校の先生。分かりやすい授業をすることはもちろん、学習の姿勢やモチベーションの観点を指導に取り入れ、前向きに勉強と向き合える環境づくりを心がけています。
ヒーローズ和泉室堂校について
こんにちは!ヒーローズ和泉室堂校です。
テスト勉強や受験勉強に取り組む中学生を見ていると、学習内容だけでなく「休憩時間の過ごし方」にも大きな差があることを感じます。
塾の10分休みや、自宅学習中の休憩時間。
気付くとスマホでゲームをしたり、SNSを見たり、動画を見たりしている生徒は少なくありません。
もちろん、息抜きそのものは大切です。
しかし、休憩の取り方によっては、せっかく回復するはずだった集中力をうまく取り戻せないこともあります。
今回は、多くの受験生を見てきた中で感じる「休憩時間の使い方」についてお話ししたいと思います。
休憩の目的は「次の勉強の準備をすること」
勉強で疲れた時、私たちは無意識にスマホへ手を伸ばしがちです。
ゲームをしたり、SNSを見たり、ショート動画を見たり。
それ自体が悪いわけではありません。
ただし、スマホの使い方によっては、脳を休ませるどころか新たな刺激を与えてしまうことがあります。
休憩の本来の目的は「遊ぶこと」ではありません。
次の勉強時間で再び集中するために、脳と体を回復させることです。
文字通り、休憩は休む(脳を休める)ことです。
休憩時間の過ごし方を考える時は、この目的を忘れないようにしたいですね。
逆転合格した生徒の休憩時間
以前、こんな生徒がいました。
志望校は、一般的にはオール4程度の内申点が求められる高校です。
しかし、その生徒の内申点はオール3。
倍率も1.3倍程度あり、決して簡単な挑戦ではありませんでした。
それでも彼には「どうしてもその高校に行きたい」という強い思いがあった。
そこで夏休みは、ほぼ毎日のように塾へ来ていました。
滞在時間は約8時間。
数字だけ聞くと、とてつもない勉強量に感じます。
しかし、その生徒は8時間ずっと勉強していたわけではありません。
昼食休憩はしっかり1時間。
授業の合間の10分休みも毎回取っていました。
その時間、何をしていたと思いますか?
『休憩時間は寝ます。』
実際に彼は、休み時間になると机に伏せて目を閉じていました。
友達と話すこともほとんどありません。
ゲームもしません。
動画も見ません。
とにかく体力と集中力の回復を最優先にしていました。
結果としてその生徒は第一志望校に合格しました。
合格基準を考えると大逆転です。
もちろん合格の理由は休憩時間だけではありません。
しかし、次の勉強時間で最大限集中するために休むという考え方は、間違いなく彼の強みの一つだったと思います。
頑張る子ほど、ちゃんと休んでいる
勉強ができる子というと、休み時間も問題集を開いているイメージがあるかもしれません。
もちろん、そういう生徒もいます。
しかし私自身、多くの受験生を見てきましたが、結果を出す生徒ほど休憩時間の使い方を意識しているように感じます。
なぜなら、自分の集中力が有限であることを理解しているからです。
集中力は気合いや根性だけで維持できるものではありません。
だからこそ、
・目を閉じる
・軽くストレッチをする
・水分補給をする
・深呼吸をする
・短時間の仮眠を取る
といった方法で回復を図ります。
そして次の勉強時間で、再び高い集中力を発揮するのです。
スマホは「休憩」ではなく「刺激」になることもある
ここで少し考えてみてください。
勉強で疲れた後にスマホゲームをすると、本当に疲れは取れているでしょうか。
ショート動画を見続けた後、すぐに数学の問題へ集中できるでしょうか。
もちろん全員に当てはまるわけではありません。
しかし受験期やテスト前など、集中力を最大限活かしたい時期には一度考えてみる価値があります。
疲れた脳を休ませる時間なのに、さらに刺激を与えてしまっていないか。
これは一度振り返ってみたいポイントです。
誤解してほしくないこと
ここまで読んで、
『じゃあ寝ればいいんですね!』
と思った人もいるかもしれません。
ですが、私たちがお伝えしたいのは「たくさん寝ましょう」という話ではありません。
勉強時間を削ってまで休憩することを勧めているわけでもありません。
大切なのは、休憩の目的を理解することです。
休憩は次の勉強を頑張るための準備時間。
だからこそ、
・目を閉じる
・軽く体を動かす
・友達と少し話す
・水分補給をする
など、自分に合った方法でリフレッシュできれば良いのです。
集中力は休憩中の過ごし方でも変わる
私たちはつい、「もっと集中しなさい」と言ってしまいます。
しかし、少し極端な表現をするなら、集中力は勉強中だけで作られるものではありません。
集中力は、休憩中の過ごし方によっても大きく左右されます。
どれだけ良い教材を使っても、どれだけ長時間机に向かっても、集中できなければ効果は半減してしまいます。
だからこそ、休憩も勉強の一部。
本気で結果を出したいなら、休憩時間の使い方にも目を向けてみましょう。
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