こんにちは。ヒーローズ新守山校の福原です。
今回は前回に引き続き、中間試験に向けての準備について書いていきます。
前回は「テスト範囲が配られるまでに、テスト期間の提出物を終わらせる”
」ということを意識してほしいと書いたのですが、今日はその理由を紹介いたします。
理由その①
忘れにくい覚え方をするため。
“エビングハウスの忘却曲線“という言葉をしっていますか?
これは、人間が学習を行った際に、どれぐらいで記憶していたものが
抜け、落ちてしまうかを表すグラフです。下の写真を見てみましょう。
勉強をした後に、何も復習を行わなかった場合は、
黒の線のようになっていきます。1日だけで、約70%のことを忘れてしまうそうです。
しかし、その日のうちに、次の日に、1週間後にと復習をしていくと、
赤の曲線のようになっていきます。
図からも、復習の回数をこなしていくほど、曲線がゆるやかになっていく
➡だんだん忘れにくくなるということがわかります。
テスト1週間前に一生懸命覚えたのに、テストの時に思い出せない!となるのは、
この復習の回数が不足していた可能性が高いと思います。
しっかり適切な時間をかけて、何回も復習するのが大切です!
理由その②
自分の弱点を分析することができる
当然ですが、課題を進めていくと、自分の力でできたところ、そうではないところが、
丸付けをするだけで浮き彫りになってきます。
テスト2週間前に範囲が配られたときに、今回はここが苦手なところだから重点的に勉強しようと考えることができるということなのです!
想像してみてください。
1か月前からテストに向けて少しずつ課題を進めて長期記憶で勉強し、テスト範囲が配られたら残りの2週間で何をすべきかわかっているAさん。
もう1人はテスト範囲が配られてからテスト課題を慌てて取り組んで短期記憶に頼って必死に頑張るBさん。
どちらのほうが、いい結果に結びつくことができそうでしょうか?
もしAさんだなと思う方は、”テスト範囲が配られるまでに、テスト期間の提出物を終わらせる”に取り組んでみましょう!
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