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2026.06.19 ブログ

定期テストの計画が続かない中学生へ!焦りが確信に変わる効率的勉強法

 

1. はじめに:がんばりが空回りしてしまう中学生のあなたへ

「机には向かっているのに、なぜかページが進まない……」

「土日になると、つい自分を甘やかしてダラダラしてしまう……」

「立派な計画を立てたのに、結局終わらずにテスト当日を迎えてしまった……」

もし、いまそんな悩みを抱えているなら、まずは自分を責めるのをやめてくださいね。それは、あなたのやる気や能力が足りないからでは決してありません。ただ、ほんの少しだけ「お勉強の効率的なコツ(作戦)」を知らないだけなのです。

定期テストは、生まれ持った才能を競うものではありません。実は、「どうやって準備するか」というコツさえ掴めば、誰でも、いつからでもグンと点数を伸ばすことができるものなんですよ。

この記事では、たくさんの生徒たちと一緒に歩む中で見つけた、脳の仕組みにぴったり合う「一番効率的な勉強法」をお伝えします。読み終わる頃には、「どうしよう」という焦りが「よし、今日からこれをやろう!」というワクワクした確信に変わっているはずです。一緒に新しい一歩を踏み出してみましょう!

2. 「何時間やるか」よりも大切なこと:スタート時間を固定する魔法

テスト前になると「今日は5時間やるぞ!」と時間の量を目標にする人が多いですよね。でも、実はこれ、脳にとっては少し意地悪なワナになってしまうことがあります。

目標を「時間」にしてしまうと、脳は無意識に「あとで長時間やるんだから、今はまだスマホを見ててもいいよね……」と言い訳を始めて、始める時間をどんどん後ろにずらし、結局やる気がなくなってしまうのです。

そこで試してほしいのが、「何時間やるか」ではなく、「何時から机に座るか」をピシッと決めることです。

【「午後から」はNG?最初の一歩を予約しよう】

「午後から始めよう」というなんとなくの気持ちは、どうしても夕方まで引き延ばされがちです。特に予定のない土日こそ、「13時ジャストにテキストを開く!」というように、最初の一歩の時間を1分も違わずに決めてみてください。

【ここがポイント!】
もし部活や用事があるなら、「帰ってきて、ご飯を食べた後の19時30分」というように、次の行動へのバトンタッチの時刻を予約してしまいましょう。開始時刻が決まれば、脳の切り替えスイッチがポンッと入り、ダラダラしてしまう時間がびっくりするほど減っていきますよ。

3. お勉強の「721の法則」:カンペキを目指さず3回繰り返そう

1回のお勉強で、すべてを100%完璧に覚えようとする「丁寧すぎる勉強」は、実は少しもったいないのです。なぜなら、私たちの脳は「何度も繰り返し出会う情報」を「これは大切なことなんだ!」と判断して記憶する仕組みになっているからです。

そこで、お勉強にかけるエネルギーを「7:2:1」に分けて、3回繰り返す方法をおすすめしています。

【3回繰り返し会いにいく「3周インプット法」】

  • 1周目(エネルギーの7割):まずは全体の「大きな穴」を埋める
    まずは教科書の太字や、ノートで先生が強調していたところを中心に「ふむふむ、こんな感じか」と全体の流れを掴みます。この時は、7割くらいの理解で次のページへ進んで大丈夫です!
  • 2周目(エネルギーの2割):ニガテな部分・まだ覚えていない部分をレスキュー!
    1周目で「ここはちょっと怪しいな」「覚えきれなかったな」と感じた弱点に、全集中して取り組みます。
  • 3周目(エネルギーの1割):細かいところを仕上げる最後のスパイス
    漢字や英単語の細かいスペル、社会の資料の隅っこにある言葉など、残った1割のすき間を綺麗に埋めて完成させます。

定期テストは、「どれだけ天才か」を試す場所ではなく、「どれだけそのテストのために、丁寧に準備を重ねてきたか」を見てくれる、とても温かいイベントです。カンペキ主義を少しだけ横に置いて、この3つのステップを軽やかに踏んでみてくださいね。

4. 教科順序の鉄則:「じっくり育てる教科」と「一気に覚える教科」

限られた時間の中で点数を一番大きく伸ばすためには、教科ごとの特徴に合わせた「取り組む順番」がとっても大切です。脳が忘れにくくなるタイミングを考えて、次のような順番でスタートしてみましょう。

  1. 数学(早い段階で解き方を理解し、繰り返し練習して手になじませる)
  2. 英語(単語・文法・長文と、じっくり時間がかかるので優先して着手)
  3. 理科(計算・思考系)(仕組みの理解と、計算の練習が必要なところ)
  4. 国語(古典・現代文)
  5. 社会(地理・歴史・公民)
  6. 実技4教科(テスト直前の短期集中で一気にパワーをかける)

【実力系は「早めの準備」、暗記系は「後半戦の一気詰め」】

「数学・英語・理科の計算」などは、一度コツを掴めば忘れにくい反面、理解するまでに少し時間がかかります。だからこそ、テスト期間が始まる前からの「早めの準備」が心の安心に繋がります。

逆に、「社会や国語、副教科などの暗記系」は、短期間でグッと点数が伸びやすいですが、早くやりすぎると忘れてしまうことも。そのため、テスト直前の後半戦で一気にエネルギーを詰め込むのが、とってもスマートな作戦です!

5. 「提出物を終わらせる」のは最高のスタートライン!

「学校のワークが全部終わったから、テスト勉強はバッチリ!」そんな風に安心している生徒さんはいませんか? がんばってワークを終わらせたことは、本当に素晴らしいことです!

ただ、ワークを埋めるだけで満足してしまうのは、少しもったいないのです。1回解いただけの状態だと、テスト本番で「この問題、見たことはあるけれど……どうやって解くんだっけ?」という、もどかしい思いをしてしまう原因になります。

それを防ぐために、私たちの塾でも特におすすめしている「間違えた問題を宝物に変える解き直し」を実践してみましょう!

【力を劇的に伸ばす「解き直し」の4ステップ】

  1. まずは自力で解く:何も見ずに、今の力でチャレンジします。
  2. 印をつける:間違えた問題や、自信がなくて「カン」で当たった問題に、「×」や「△」の印をつけます。
  3. 絞り込み作戦:ここが一番大切です! 印がついた問題「だけ」をもう一度解き直します。正解できたら印を消していきます。
  4. ゴール!:すべての印が消えて、自分の力で「できた!」と言えるようになるまで、繰り返し挑戦します。

この**「できなかった問題を、自分の力でできるに変える時間」**こそが、あなたを劇的に成長させてくれる、本当の勉強の時間です。

6. 1日を味方につける「午前・午後・夜」の3ブロック時間管理術

「9時15分から数学をやって、10時からは英語…」というような、細かすぎる分刻みの計画は、一度お休みがズレただけで全部が崩れてしまいがちですよね。そんな時は、もっとシンプルに1日を3つの大きなお部屋(ブロック)に分けてみましょう。脳のコンディションに合わせるのがコツです。

【脳のゴールデンタイムを活用する時間配分】

  • 午前:【じっくり考えるお部屋】
    睡眠をとって、脳が一番すっきりしている時間帯です。ニガテ科目の克服や、じっくり考える数学・英語の練習にぴったりです。
  • 午後:【手を動かすお部屋】
    少しお腹がいっぱいになって、集中力がトクトクと途切れやすい時間帯です。ここでは学校のワークを進めたり、ノートをまとめたり、手を動かす「作業」を中心に進めるとリズミカルに勉強できます。
  • 夜:【覚えるお部屋】
    私たちの記憶は、寝ている間に頭の中で綺麗に整理されて定着します。だからこそ、寝る前の時間は社会の用語や英単語の暗記、その日に間違えた問題の復習に使うのが一番おトクです!

当塾の先輩たちも、この「3ブロック」を上手に使って、無理なく、でもしっかりと集中力をキープして志望校への合格を掴み取っていきました。シンプルだからこそ、迷わずに机に向かうことができるんですね。

7. 計画は「気合い」ではなく、あなただけの「ワクワクする設計図」

「よし、今日は数学をがんばるぞ!」というお正月の決意のような曖昧な目標は、どうしても途途中デ迷子になってしまいがちです。計画とは、「あなたの味方になってくれる設計図」です。

まずは、お家の方と一緒に、自分の「本当の空き時間」がどれくらいあるか、宝探しのように計算してみましょう。

【可処分時間を計算して、やることを具体的にしよう】

24時間の中から、睡眠時間(しっかり寝ることは、記憶のためにも一番大切です!)、ご飯、お風呂、学校の時間を引いてみます。残った「本当の自由時間」の中に、やるべきことを具体的にあてはめていきます。

  • [× よくおちいる例] 「数学をやる」
  • [○ おすすめの例] 「数学ワークの42ページから47ページまで解いて、間違えた問題に印をつける」

「ここまでできたら、今日の自分にハナマルをあげて、ぐっすり寝よう!」というゴールをハッキリ決めてあげてください。終わりが見えるからこそ、脳も最後まで「もうひとがんばり!」と力を貸してくれますよ。

8. おわりに:次のテストで「最高の笑顔」を迎えるために

定期テストは、あなたが工夫して準備した分だけ、しっかりと点数として返ってくる、とても素真面目で、がんばりがいのあるイベントです。

  • 「何時間」より「何時から」をカチッと決める。
  • 「721の法則」で、肩の力を抜いて3回繰り返す。
  • 「ワークを出すこと」ではなく、「解き直し」に心を込める。
  • 「3つのブロック」で、脳が一番ハッピーな時間を活用する。

この作戦を手にしたあなたは、もう「どうしていいか分からない」と迷う必要はありません。私たちはいつだって、がんばるあなたの一番近くで応援しています。

さあ、次のテストに向けて、あなたはまず「何時から」机に向かいますか?

小さな一歩を、一緒に踏み出していきましょう!

 

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