皆さんこんにちは、鎌倉台校の小林です。
来週からはお盆休み!ということで、勉強に関する話題は小休止。今回はお盆に関係のある「精霊馬」のお話を少しだけしたいと思います。
「精霊馬」とは、お盆の時期にみられるもので、キュウリとナスに割りばしを刺して馬と牛に見立てて作られたものです。お盆の時期に帰ってくるご先祖様を送り迎えするための乗り物が、この「精霊馬」なのです。
勿論それぞれにきちんと意味があります。キュウリの馬はご先祖様が早く帰ってこられるように、ナスの牛は景色を楽しみながらゆっくりと帰れるようにという意味が込められています。
この「精霊馬」ですが、全国区というわけではなく、関東地方や北海道、中部地方に見られるものだそうです。また、キュウリやナスではなく藁などで作っている地域もあるそう。
その他にも、精霊馬をお盆の初めの日につくる地域や最終日に作る地域、馬だけを初日に作り最終日に牛を作る地域など、それぞれ特色があるみたいです。
これを読んでいる方の中には実際には見たことない方や、そもそもそんなものがあるなんて知らなかったなんて方もいらっしゃるかもしれません。
今年のお盆はぜひ、この「精霊馬」を作ってみませんか?
(SNSなどではキュウリの馬…ではなくレーシングカーなど「おもしろ精霊馬」があがっていたりしますので、興味がある方は調べてみてください!)
ちなみにですが、「精霊馬」の読みはもちろんわかりますよね?
「せいれいば」ではなく「しょうりょううま」ですので、間違えないようにしましょう!
See you next time!