能動的な学びに役立つ方法として今回ご紹介したいのが、「疑問ノート」です。
この方法のメリットは、能動的に疑問をもつことで、調べたことや納得したことを忘れにくくなるというもの。
特に、「過去の知識と結びつける疑問」をもつことが重要だそうです。
- 類似点や相違点を探す疑問
例)「いままで勉強してきた内容で似ているものはないか?」 - 根拠を求める疑問
例)「なぜそう言えるのか?」 - 自分の記憶を疑う疑問
例)「前に勉強したあの知識はなんだったんだろう?」
【実際の取り組み方】
・ノートの左ページにおいて、横幅が2:1になるよう縦線を引いて分割する
・左側へ「勉強したこと」、右側へ「疑問に思ったこと」を書く。
・問題文・自分の回答・正誤を左側へ記載。右側には、過去に勉強したことも頭のなかで振り返りながら、疑問を書き出す。
・先ほど書き出した疑問を、いままでに勉強してきたノートや参考書を使いながらなるべく自力で解決し、その過程をノートの右ページへ書く。
この疑問について考えるというのが、過去に勉強したものをそれぞれ点ではなく線で捉えることにも繋がります。
論理的に結び付けたいのならばこの方法がオススメです。
では今回は以上です。