日本人は学校で小学校から換算して10年以上英語を勉強しているのにあまり英語が話せるという人は多くありません。
その理由には大きく二つ
・「話すことに慣れていない」
・「間違えた時が恥ずかしい」
というものがあります。
二つ目の理由はまさに日本人の特徴ですよね、いわゆる「恥の文化」です。
しかし、学校で英語を勉強した成果として「英語を話すことは出来ないが読めば理解できる」という人は結構多いです。
つまり、多くの日本人には基礎的な英語知識が備わっており、スピーキング上達のポテンシャルがあるのです。
なのであとは、アウトプットの訓練をすれば飛躍的にスピーキング力が向上するはずです。
そこで一つオススメしたいのが「独り言英語学習法」!
これはその名の通り、独りで英語を話す学習法です。
初心者であれば身の回りのこと、自分の行動、今感じたことなどを英語で文章にしていきます。また、英語の中・上級者であれば、仮想の話し相手に向かって自己紹介をしたり、何らかのトピックについて話したりしてもいいでしょう。
どちらにしても一文だけで終わることはなく、自分の話をどんどん広げていきます。その際、当然のことながら分からない単語や表現などが出てくるので、そこで一度「独り言」は中断して、単語や表現を調べてから、再度「独り言」を始めます。
この学習法は一人で取り組むため、間違えても恥ずかしいということはありません。また、間違えてしまったときに仮想の相手に「I made a mistake, so I need to check it. Please wait for a moment(間違えてしまったから、ちょっと調べなければ、少々お待ちください)」などと独り言が言えれば、スピーキング力はどんどん上達するはず。その際、「少し待って(wait for a moment)」という表現の他の言い方も調べて書き出しておくと、状況や話す相手によって使い分けられるようになるでしょう。
「独り言」英語学習の効果
・英語を話すことに慣れる
・語彙力が向上する
・文法(語順)が身につく
・瞬発力がつく
英語初心者のトレーニング法
①独り言は何でも構いませんが、初心者の場合は「主語+述語」の形から始めましょう。内容は自分のこと、主語は「I」から始め、時制は現在とします。
②次に、上記の文に場所や時間などの情報を付け足していきましょう。前置詞や副詞の使い方に注意してください。
まずはここまで!
次回は中級者向けのトレーニング方法を紹介していきます。