実るほど頭を垂れる稲穂かな
10月は年度の折り返し地点です。
折り返し地点というのは、
気持ちを切り替える良い機会だと思います。
4月に何か目標を決めたものの、半年間あまり取り組めていないと思う人は、
少し方向転換してこれからの半年間に挑めるといいかもしれません。
気づいたら半年終わっちゃった。
という人は、なにか新しい事に挑戦してみるといいかもしれません。
ちなみに年度の区切りは、フランスやロシア、中国などは1月1日
アメリカは10月1日。調べると他の月日で区切る国もあるようです。
有名な話かもしれませんが、
なぜ日本では年度の切り替わりが3月/4月なのでしょうか。
稲作が中心だった日本は、1年間の稲作農業の観点から今の形を年度の区切りとしたそうです。
4月の育苗作業から始まり、およそ半年後の10月に収穫を迎えます。
そして、収穫を終えるとまた来年の田植えに向けた地道な土づくりが始まります。
寒くなってくると、何事にも動きたくなくなりがちではありますが、
春までの地道な積み重ねが新年度の大きな実りに繋がるわけです。
学生の皆さんは…
と言わずどのような立場の人であっても、
これからの時期はコツコツと“土壌”づくりに励みたいものですね。