学校教育とはなにか
普段当たり前のように通っている学校。当たり前のように自分の席に座り、当たり前のように授業を受け、当たり前のように部活動。。
小・中学校合わせて9年間もこのような「当たり前」に従って行動しないといけない。それが今の日本の教育システムです。
しかし、今の日本の教育システムは他の先進国と比較してもかなり遅れています。なぜ遅れているかについては後ほど書きます。
学校教育の基本
学校とは子どもたちの興味・関心を具体化していくためのサポートの場であるべきだと僕は思っています。例えば海外で働きたいと言っている生徒に対して今の学校現場では英語を勉強しなさいと抽象的すぎる助言をします。しかしなぜ「英語」なのか?もしかしたらその子の海外は「英語圏以外」かもしれないのに。。
先生の助言で足りなかったのはなぜ?という言葉です。
子どもたちになぜ?・どのように?と考えさせる機会をもっと学校現場で与えてもらいたいと同時にその考えに対してネガティヴワードを投げかけるのは止めてもらいたいです。
先日、高校生の生徒からのこのような相談を受けました
実際に学校で起こった会話の流れです。
先生「進路希望調査書にA大学しか書いていないので他の大学も書いてください」
生徒「そこ(A大学)にしかいく気がないので。。」
先生「他の大学の推薦や指定校が取れないけど良いのか?」
生徒「はい。そこしか行く気が無いので。。」
先生「受験から逃げてA大学を選択しているのか?それとも自分の意思か?センター(センター試験)も受けずにA大学一本で、しかも数学を使わないのは逃げているとしか思えないけどな」
この生徒は1年生の時からずっと志望校欄に
「A大学に行きたい」と書き続けていた生徒です。
本人が望んでいない大学を受験するためにわざわぜセンターを受ける必要があるのか?
その時間を他の勉強や遊びの時間に費やすことができるのになぜ阻害するような行動をとるのか?
もちろん学校の先生全員がこのような先生でないことは重々承知していますが生徒からこのような相談を受けることは少なくないので学校の先生の役割というものをもう一度しっかり考えてもらいたいものです。。
日本は遅れている
日本の教育システムは150年前に西洋の教育システムを真似て作ったもので今もなお当時のシステム(集団授業)を採用しています。150年前のシステムを今も使っているなんでIT業界で考えたときにどれだけ恐ろしいことか誰でも分かると思います。
海外では教育システムの変化はITの変化と同じスピードで変わっています。なぜここまで日本教育は一貫して同じことを続けて行きたがるのか不思議で仕方ありません。
日本の経済成長が止まってしまっているのも学校教育が原因の一つになっているかもしれませんね。。
考え方や取り組み方
子どもたちに常にやりたい事があれば行動してみなさいと伝えています。
今の時代、様々なジャンルの情報は至る所にあります。スキル習得も動画配信などで可視化されて誰でも習得できる時代です。そんな時代の中で行動せずにいると周りにどんどん追い抜かされてしまいます。
やりたいことがあるのなら、今すぐに行動に起こしてみましょう!!
まとめ
今の学校教育のシステムの全てが悪いわけではありませんが、やはり古いシステムはアップデートする必要があると思います。というかそもそも「学校」自体に強制力を持たせて良いのか?本当に全員通わないといけないのか?
いまだに日本では「中卒」に対しての視線が冷たく、「中卒」の子たちを下に見る傾向にあります。
中身のある中卒も中にはいるのでそろそろ
学歴ではなく行動歴を評価する時代になってもらいたいものです。
ヒーローズ浜松駅前校での取り組み
ヒーローズ浜松駅前校では学習結果を出すことはもちろん、プロセス(勉強内容)への指導も力を入れて行なっています。
生徒一人一人によって「得意」「不得意」は異なっています。
「得意」単元を何度も時間をかけて行うのではなく、まずはテストから入り、「できなかった単元」に時間をかけて指導していきます。
そうすることで自分自身で「苦手単元」を認識することができますし、その解決策を手に入れられる時間帯効率も良くなります。
これからも生徒たちの中にある「こうなりたい!!」「こうしたい!!」という夢に向かって全力でサポートさせていただきます!