こんにちは。ヒーローズ丸塚校、副教室長の西田です。
「宿題ってやる意味があるの?」と聞かれることがしばしばあります。今回は宿題をする意味について幾つか教えていこうと思います。
■嫌だけどやらなければならないことに対する"訓練"
日本大百科全書によると宿題は'学校の正規の授業時間以外に主として家庭で学習を行わせるために、教師が子どもに課す問題'と書いてあります。
"宿題はやりたくないです"よーく分かります。でも大人になり、責任を持つようになると、やりたくないけどやらなければならない場面が出てくることがあります。宿題はそのための訓練と捉えることもできます。これはある有名野球選手も言っていました。
スポーツで上手くなろうと思うならトレーニングが必要です。宿題も学力向上のための一つのトレーニングなのです。
■学ぶことは自分の"小ささ”を教えてくれる
当たり前ですが、生まれた瞬間はこの世のことの多くを知りません。中学、高校、大学または社会人とあがっていくと、知らないことが山のように増えていくわけです。まるで宇宙です。宿題に限らず学ぶという事は自分が物事の多くを知らない状態である、自分の小ささを常に教えてくれます。
好きなことであれば、とことん知っているという人も中にはいるでしょう。好きな分野は積極的に知ろうとする姿勢があるからですね。宿題、予習や復習を行うことには自主的に学ぶ方法や姿勢を育てる意味も込められているのです。
いかかでしたか?宿題の提出状況・取り組みの内容なども学校の評価に入ってくると思います。”やらなくていい" "どうでもいい” そんな言動や態度を少し変えて、1ページでも自主的に取り組んでみましょう!