柏手を打ち、顔を上にあげたら混乱しました。
「あら、合掌だったかな」
本堂の極彩色の蓮と鯉の透かし彫りが目につき、わずかの時間ですが戸惑いました。
蓮は仏教の象徴で寺のイメージ。
だったら柏手ではなく合掌でなきゃおかしい。
でも、ここは太宰府天満宮。だから柏手が正しいはず。
なぜ?
しばらく考えていたら合点がいきました。
「神仏習合(神仏混淆)」の名残りでしょう。
(※これは、社会の歴史に出てきます。覚えているかな?)
簡単にいうと神社、お寺が分けられたのは明治時代で、
それまでは一緒でした。
間違いがない参拝方法で、皆さんの合格を祈願してきました。
ついでに、たくさんある「梅ヶ枝餅」の店で、私がひいきにしているのは数店です。
理由はありますが、長くなるので割愛します。
興味のある方はお尋ねください。
もちろん、この日も熱々の餅と抹茶を味わいました。
竹本